極上の一杯を、いつか君に。
夢なんて
楠 真結。
正瞭賢高等学園の2年生だ。
2年生になったばかりだというのに、担任の松倉は、面談をここ数日入れている。
面談とはいうが、半分雑談だ。
担任になるのが初だという、まだ若い男性教師である。
「どうなんだ?
楠。
学園の最寄り駅のカフェでアルバイトをしているんだろ。
順調なのか?」
学園の最寄り駅のチェーン店のカフェ。
オシャレなラテではないが、季節モノはそれなりに売れる。
門限が22時なので、短い間しかシフトには入れない。
それでも了承してもらった。
学園がある方とは逆の出口。
学生はたまにしか来ない。
「何とかやっていますよ。
新メニューにも、感想を言える機会があって。
桜の花を一輪浮かべた抹茶ラテ、オススメですよ。
季節感もありますし、今の時期にピッタリです」
「そうか。
今度行ってみるとするか。
大変そうだからな、いろいろと。
楠は、よくやっている方だよ」
「先生、どこまでご存知なんですか?
私の家庭事情を」
正瞭賢高等学園の2年生だ。
2年生になったばかりだというのに、担任の松倉は、面談をここ数日入れている。
面談とはいうが、半分雑談だ。
担任になるのが初だという、まだ若い男性教師である。
「どうなんだ?
楠。
学園の最寄り駅のカフェでアルバイトをしているんだろ。
順調なのか?」
学園の最寄り駅のチェーン店のカフェ。
オシャレなラテではないが、季節モノはそれなりに売れる。
門限が22時なので、短い間しかシフトには入れない。
それでも了承してもらった。
学園がある方とは逆の出口。
学生はたまにしか来ない。
「何とかやっていますよ。
新メニューにも、感想を言える機会があって。
桜の花を一輪浮かべた抹茶ラテ、オススメですよ。
季節感もありますし、今の時期にピッタリです」
「そうか。
今度行ってみるとするか。
大変そうだからな、いろいろと。
楠は、よくやっている方だよ」
「先生、どこまでご存知なんですか?
私の家庭事情を」
< 1 / 19 >