極上の一杯を、いつか君に。
私のの両親は中学生のときに離婚している。
今は母親1人で私を育てたこと。

その母親も、精神科にて躁うつ病の診断を受けた。

服薬を続けつつ、週2日、カウンセリングに通っている。

最近、母から大学に行かせてあげられないと泣いて謝られたこと。

「楠から話してくれるまでは、聞かないことにしていた。

教師という立場からすると、してやれることも限られるけどな。

心配しているぞ。
秋山 深明(あきやまみあ)も、宝月麗菜(ほうづきれいな)も。

親友なんだろ、あの2人は」

「私から見ると、あの2人は羨ましいな、って思いますよ。

やりたいことも見つけて、進路も決まっていて。
学園の未来のためにも動いている。

私も、あの2人みたいな家庭環境でいられれば、もっと違った未来があったのかな」

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