クロネコメール
あたし達の学校には、特進科とビジネス科、普通科の3つの科がある。
ちなみにあたしは普通科。
黒橋くんがいる特進科は、入試の上位15人しか入れないエリートクラスだ。
あたし達、普通科とは比べものにはならない位ハイレベルなことを勉強している。
そんな説明をしている内に、自分のクラスについた。
その瞬間、授業の始業を知らせる鐘がなった。
ギリギリセーフ!!
3限目は数字。
先生の話はオールスルーで、黒板の数式も、今やただの数字の羅列にさか見えない。
その間、何をしていたかと言うと……ひたすら自己嫌悪に陥っていた。
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