とある幼なじみカップルのラブラブな日常
案の定“僕も行く”と言ってきた、大彌。

「あんたは、招待してない!!」

「だから!!
一緒に泊まるってこと!
式には行かないよ、さすがに。
だから、ダブルの部屋で良いから用意してよ」

「勝手ね…ほんと……
心の底から、不思議だわ…
愛結がなんであんたなんか選んだか……」
呆れたように呟く、友香。

「だったら、自分でホテル予約する。
式場はどこ?」
そんな友香に、大彌も呆れたように言った。

「はぁ…わかったわよ!
部屋、ツインに変えておくから!」

「ううん、ダブルで十分だよ。
ツインでも、片方しかベッド使わないから。
少しでも金額安い方が良いでしょ?」

「ワガママね…
そんな値段変わらないから!
てか、たまには愛結をゆっくり寝かせてあげなよ!
それより!あんたが来なけりゃ、もっと安いし!」

「うるさいな。
だったら、僕達の分は自分達で予約する。
僕が払うから」

「あーもう!!
ウザい!!キモい!!めんどくさい!!!」

「何、怒ってんの?
昔から友香って、すぐキレるよね。
カルシウム、足りてる?」

「はぁ!!?
あんたのせいで、イライラすんの!!」

「キーキー言って、猿みたいだね(笑)」

「なっ…//////」

クスクス笑い、愛結に《友香って前世猿だよ、きっと!》と伝え笑った。

《大彌、ダメだよ!猿だなんて!
何の話かわからないけど、いつも二人は言い合ってるよね》

《僕は至って冷静だよ。
友香がいつも何故かキレるんだよ》

《大彌が嫌な言い方してるんでしょ?ダメだよ》
大彌にそう伝え、友香にも《大彌がごめんね》と伝える。

《愛結に免じて、許してやる!》
友香はふぅ…と大きく深呼吸をして、愛結に微笑んだ。


自宅に帰り、愛結が大彌に聞いてきた。

《大彌は、友香のこと嫌いなの?》

《嫌いじゃないよ。
好きでもないけど。
正直、どっちでもいい》

「………」
(相変わらず、クールな人…)

《そんなことより、友香の結婚式はどんなドレス着るの?》

《あのブルーのやつ》

《ちゃんと上、羽織るんだよ?》

《でも、暑いし…
あれは、冬用だもん》

《じゃあ、買いに行こ?》

《羽織らなくても、ちゃんと袖あるよ?》

《レースでしょ!
あんなの、袖に入らない!
とにかく、行こ?
今ならまだ、店開いてるから》

結局……強引に愛結を連れ出し、大彌の一存で決められたのだった。


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