とある幼なじみカップルのラブラブな日常
友香の結婚式当日。

愛結は朝から美容室へ行き、セットをしてもらっていた。
(もちろん、大彌はついてきて待っていた)

《どう?》
セットとメイクもしてもらい、大彌に見せる。

《凄く綺麗だよ!
愛結が結婚するみたい!可愛い!
友香より目立つよ、これ!可愛すぎ!》

「……//////」
愛結は《ありがとう!》と照れたように笑った。

そしてそのまま、新幹線に乗り込んだ。

《向こうについたら、大彌はどうするの?》

《近くに大きなゲーセンがあるから、そこで時間潰すよ》

《ゲーム好きだよね、大彌》

《僕が好きなのは、愛結だよ》

「……//////」
《そういう意味じゃなくて!!》
(そういうこと、さらっと言うんだもんなぁ//////)

それから、しばらく新幹線に揺られ……

友香が行う結婚式場に隣接するホテルに向かった。
まだ部屋には入れないので、荷物だけフロントに預ける。

同じく結婚式に招待されている友人・アミとクミエが待っている式場のロビーに向かう。

式場ロビーに着くと、ソファにアミとクミエが座っていた。
大彌に《じゃあ、行くね》と伝える。

《なんかあったら、すぐ連絡して?》

頷く、愛結。

《男には気を付けて!
愛結は、僕のフィアンセなんだからね!!》

愛結はクスクスと笑って、大きく頷いた。
そして大彌に小さく手を振り、二人の元に向かった。

アミとクミエの元へ行き、小さく手を振る。
二人も愛結に気づき、嬉しそうに笑って《久しぶり!》と手話で挨拶してきた。

愛結が目を見開く。
アミとクミエは、大学の同期で友人。
いつも友香を入れて会話か、メモを用いて会話をしていたからだ。

《私達、手話勉強したの》
《やっぱ愛結と友達でいるなら、勉強するべきよねって思って》

愛結は、嬉しくて涙が溢れていた。

《泣かないの!》
《泣くにはまだ早いよ!》
アミとクミエが、もらい泣きしながらクスクス笑う。

《ありがとう!》

《《どういたしまして!》》

それから……
愛結達は受付を行い、会場に入った。

アミが席を探して「こっちみたい」と言う。
そしてクミエが愛結を誘導し、席に座った。

《ちょっと早かったね》
クミエが伝えてくる。
愛結は頷き《でもさすが友香だね、招待客多い》と笑った。

《なんか同じ会社の上司と結婚したから、会社関係の招待客が多いらしいよ》

(そうなんだ…!)
確かに貰った席順を見ると、会社関係の招待客が多い。
愛結は、それを眺めながら(結婚か…)とボーッと考えていた。


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