とある幼なじみカップルのラブラブな日常
《返してよ》
手の平を出す、大彌。
愛結はスマホを両手で握りしめ、ブルブルと首を横に振る。
「………」
「………」
「………」
「………」
しばらく沈黙が続き………
大彌が《嫌なんでしよ?在宅勤務にしてほしいんでしょ?》と伝えてきた。
「……っ…」
ゆっくり頷く、愛結。
大彌が優しく抱き締め、頭を撫でた。
そして向き直り《わかったから。なしになんかしないよ》と微笑んだ。
そして続けて《だからもう、泣かないで?》と、愛結の目元を優しく拭った。
それから……仲良く夕食を食べ、ソファに並んで座っている二人。
《大彌は、私がいないと淋しい?》
不意に聞いてみた、愛結。
大彌は至って冷静に《当たり前でしょ》と答えた。
《でもいつも“愛結が”っていうじゃん》
《それは、愛結が素直にならないからだよ》
「………」
(バレてた…)
《愛結のことは、全てお見通しだよ?》
「……//////」
《ずーっと、愛結だけ見てきたんだ。
だからわかるんだ、愛結のことは!
僕にとって、愛結は特別だからね。
愛結への想いは、誰にも負けない》
「……//////」
《だから、愛結もずっと僕だけ見ててよ!》
愛結は、照れたように笑って頷いた。
大彌も微笑んで、自分と愛結の口唇をトントンと指で叩いた。
愛結がゆっくり目を瞑る。
大彌の顔が近づき、優しく口唇が重なった。
《愛結、大好きだよ!》
《私も、大彌が大好き!
私をお嫁さんにしてくれて、ありがとう!》
終
手の平を出す、大彌。
愛結はスマホを両手で握りしめ、ブルブルと首を横に振る。
「………」
「………」
「………」
「………」
しばらく沈黙が続き………
大彌が《嫌なんでしよ?在宅勤務にしてほしいんでしょ?》と伝えてきた。
「……っ…」
ゆっくり頷く、愛結。
大彌が優しく抱き締め、頭を撫でた。
そして向き直り《わかったから。なしになんかしないよ》と微笑んだ。
そして続けて《だからもう、泣かないで?》と、愛結の目元を優しく拭った。
それから……仲良く夕食を食べ、ソファに並んで座っている二人。
《大彌は、私がいないと淋しい?》
不意に聞いてみた、愛結。
大彌は至って冷静に《当たり前でしょ》と答えた。
《でもいつも“愛結が”っていうじゃん》
《それは、愛結が素直にならないからだよ》
「………」
(バレてた…)
《愛結のことは、全てお見通しだよ?》
「……//////」
《ずーっと、愛結だけ見てきたんだ。
だからわかるんだ、愛結のことは!
僕にとって、愛結は特別だからね。
愛結への想いは、誰にも負けない》
「……//////」
《だから、愛結もずっと僕だけ見ててよ!》
愛結は、照れたように笑って頷いた。
大彌も微笑んで、自分と愛結の口唇をトントンと指で叩いた。
愛結がゆっくり目を瞑る。
大彌の顔が近づき、優しく口唇が重なった。
《愛結、大好きだよ!》
《私も、大彌が大好き!
私をお嫁さんにしてくれて、ありがとう!》
終


