世界でいちばん長い夜
「髪の毛、乾かさなくていいのか? ドライヤー、分かるところに置いといただろう?」
本当に至れり尽くせりの待遇で、ありがたいやら申し訳ないやらだ。
「はい、色々とありがとうございます。ドライヤー、暑くて……」
私の言わんとすることが伝わったようだ。
「あ、洗面所だと暑いよな。エアコンも効いてるからこっちで乾かすといいよ。俺もシャワー浴びてくる」
私と入れ替わりで土屋さんは洗面所へと向かったと思ったら、すぐにダイニングに戻って来た。見れば手にはドライヤーとタオル、ブラシがある。それをダイニングテーブルの上に置くと、水分補給をするようにと言い残し、再び洗面所へと姿を消した。
ダイニングテーブルの上には、よく冷えたペットボトルの封が切られていないミネラルウォーターとグラスが置かれていた。
これ、もしかして私の為に用意してくれたのかな……?
私はペットボトルの封を切ると、グラスにそれを注いで水を飲んだ。
ほどよく冷えたそれは、喉の音を鳴らしながら体の中に吸収されて行く。
エアコンの効いた部屋のおかげで汗が噴き出すこともない。
私はせっかく土屋さんが持って来てくれたドライヤーをありがたく使わせて貰った。
土屋さんが洗面所から戻ってきた頃に、私も髪の毛が大体乾いていた。
「あのっ、色々と本当にありがとうございました」
私は土屋さんのグラスにミネラルウォーターを注いだ。
土屋さんはそれを受け取ると一気に飲み干す。その姿から目が離せなかった。喉仏の動きが何とも艶めかしい。
「ああ、洗濯機回してるから、一晩干しとけば乾くけど……」
本当に至れり尽くせりの待遇で、ありがたいやら申し訳ないやらだ。
「はい、色々とありがとうございます。ドライヤー、暑くて……」
私の言わんとすることが伝わったようだ。
「あ、洗面所だと暑いよな。エアコンも効いてるからこっちで乾かすといいよ。俺もシャワー浴びてくる」
私と入れ替わりで土屋さんは洗面所へと向かったと思ったら、すぐにダイニングに戻って来た。見れば手にはドライヤーとタオル、ブラシがある。それをダイニングテーブルの上に置くと、水分補給をするようにと言い残し、再び洗面所へと姿を消した。
ダイニングテーブルの上には、よく冷えたペットボトルの封が切られていないミネラルウォーターとグラスが置かれていた。
これ、もしかして私の為に用意してくれたのかな……?
私はペットボトルの封を切ると、グラスにそれを注いで水を飲んだ。
ほどよく冷えたそれは、喉の音を鳴らしながら体の中に吸収されて行く。
エアコンの効いた部屋のおかげで汗が噴き出すこともない。
私はせっかく土屋さんが持って来てくれたドライヤーをありがたく使わせて貰った。
土屋さんが洗面所から戻ってきた頃に、私も髪の毛が大体乾いていた。
「あのっ、色々と本当にありがとうございました」
私は土屋さんのグラスにミネラルウォーターを注いだ。
土屋さんはそれを受け取ると一気に飲み干す。その姿から目が離せなかった。喉仏の動きが何とも艶めかしい。
「ああ、洗濯機回してるから、一晩干しとけば乾くけど……」