【こちらはマンガシナリオです】正しい愛し方教えてよ
誕生日
5月
○テーマパーク
美琴(今日は修の誕生日。本人の希望でここに来た)
修「おぉー!やっぱテンション上がるなぁ!」
美琴「だね!とりあえず、被り物見てみようか」
ショップで、お揃いのカチューシャをつけてみる2人。鏡に映る自分たちを見る。
美琴「なんかカップルに見える」
修「ばーか、カップルだわ」
ちゅ、突然キス。
美琴(い、いま!?)
「もぉ!何してんの!」
顔を赤くしながら怒る。
修「あはは。いーのっ、今日は誕生日だから俺の好きにする!」
無邪気な笑顔。
美琴(嬉しそう)
アトラクションやグルメを楽しむ2人のシーン。
パーク内を歩いていると
女性「あの、もしかして中峰修くんですか?」
学生らしき女性2人組が話しかける。
修「そうだけど」
女性「私たち、修くんがモデルしてる美容院のインスタフォローしてて、去年の春並祭もコンテスト応援に行ってて…」
興奮気味、美琴の存在スルー
美琴(会えて嬉しいんだろうな。邪魔になるから向こうのベンチで待っていようかな)
離れようとする。
ぐいっ、
修「今、デート中だから」美琴の肩を抱く。
手を繋ぐ。
修「そういうことなんで。愛しの彼女いるって広めといてー」
立ち去る。顔赤くなる美琴。
修「…ったく。人の誕生日デート邪魔すんなよなぁ。ごめんな?」
美琴「ううん。私も修に見合うようにモテモテな女に早くならないとねぇ、なんてね」
修「うーん、それはだめ。美琴がモテモテとか想像しただけで嫉妬で狂いそう。美琴の良さは俺だけが知っとけばいい」
美琴(なんだか勝手な言い分だけど、要するにヤキモチ妬くってことよね)
まんざらでもない顔。
夜、パーク内のレストランにいる2人。
食事を楽しんでいると、レストランスタッフが花火のついたデザートプレートを運んでくる。
驚く修。
修「うそ、まじで!」
プレートと一緒に写真を撮ってもらう2人。
美琴「お誕生日おめでとう」
修「ありがとう!サプライズとかすげーな!」
嬉しそうな表情。
美琴「よかった。こういうの嫌いだったらどうしようって、内心ずっとソワソワしてて」
修「嫌いじゃないし、美琴にしてもらえたら、何だって嬉しい」
美琴(またそういうこと言う…ほんとずるいなぁ)
○修のアパート
帰宅した2人。
美琴「足が棒になってる。はしゃぎ過ぎた」
修「湯船浸かって疲れ取るか」
美琴「だね」
お風呂ができましたの音。
修「さてさて美琴さん、一緒に入ろうな?」
ニヤリ顔。
美琴「え!?…やだよ」照れる。
修「俺、誕生日なのに…」
わざとらしくショボンとする。
美琴(う…それを言われると…)
○浴室
修「髪洗うから座って」
美琴「いいよいいよ」焦ってる。
修「強制でーす」
美琴を座らせ、シャワーで髪を濡らし始める。
美琴(やばい、恥ずかしいー)
シャンプーの泡、もこもこ。
修「ふふーん♪ふふー♬」
鼻歌で上機嫌。
美琴「なんでそんなご機嫌なの?」
修「彼女の髪洗うの憧れてたから」
美琴(そうだったんだ、なんか意外)
湯船に向かい合わせで浸かる。
ちゃぽん
修「ふぅー、気持ちいー」
美琴(疲れが取れる。…楽しかったなぁ)
「あのさ、来月から実習や試験で、あんまりゆっくり会えそうになくてごめんね」
修「俺は美琴の夢の邪魔をするために付き合ってるわけじゃねーから。美琴が頑張ってるから俺も頑張れるし。だから謝るの無しな」
美琴「うん、ありがとう」
(修とだから頑張れる。背中を押しながら夢に向かって一緒に歩いてくれる存在。付き合う前から良い影響を私に与え続けてくれている。ほんとに感謝だなぁ)
修「つーか、もっと近づいて」
腕を引かれる。
少し恥ずかしそうに修に背を向け、包まれるかたちになる。
ぎゅー、後ろから抱きしめる。
修「最高の誕生日だった。ありがとな」
美琴「私もお祝いできて良かったよ。本当におめでとう」
ちゅ。少し振り向き、美琴から修の頬にキス。
驚く修。
修「…今のずりぃー」少し頬赤い。
美琴「ふふっ」
修「はぁ…どんどん好きになる。まじ、責任取れよ?」
唇にキス。キスの音が浴室に響く。
美琴(修はいつもストレートに気持ちを伝えてくれる。恥ずかしくなるようなセリフも、さらっと言ってみせる。私のほうこそどんどん沼っていく)
次の日の朝。
寝室のベットで目が覚めた美琴。スマホで時間を確かめる。
美琴(11時か。久々にこんな時間まで寝た気がする)
横で眠る修の寝顔を見て、微笑む。
美琴(こんな風に朝ゆっくり一緒に過ごせるの嬉しいなぁ。まだ起きなさそうだな…)
修を起こさないようにゆっくり寝室を出る。
美琴がキッチンで作業をしていると、修が起きてくる。
美琴「おはよう」
修「おはよ。なんか良い匂いする」
美琴「フレンチトースト焼いたの」
修がキッチンに来て、美琴を後ろから軽くハグ。なかなか離れない。
美琴「どうしたの」
修「起きたら横にいなくて寂しかったから」
頬染まる美琴。
美琴(なんだ、その可愛い理由は!)
フレンチトーストを食べ始める。
ぱくっ
修「やば、めちゃくちゃ好みの味。うま」
美琴「ほんと?よかったぁ」
修「前食べた雑炊もうまかったし、もう俺の胃袋まで掴んでんな」
美琴「大袈裟」笑顔。
食べ終わる。
修「今日は家でゆっくりするよな?」
美琴「うん、そのつもりだけど…」
修「昨日、風呂上がってすぐ寝ちゃったから…」
かぷっ、修が美琴の首に軽く噛み付く。
美琴「!?…ちょっ、なに!?」
修「こっちも食べようと思って」
キスをする。
修「あま…」見つめながら囁く。
ゆっくり床に倒れる2人。
美琴(まだ甘い香りが残るリビングで、ゆっくりと身体が重なる。触れ合うたび、まだまだ好きになると思い知らされる)
数日後。
○大学
萌「みこちゃん!」
美琴「萌、どうしたの?」
萌「…教員試験受けることにしたよぉ」
美琴(そっか、良かった)
安心した表情。
美琴「お互い頑張ろうね!!」
6月
○昴の通う中学校、教室
男子は学ラン、女子はセーラー服。
友達「昴のねーちゃん、うちの学校に実習来るんだよな?」
昴「おん。多分、3年には来ないけどな」
友達「あんな美人で、頭良いねーちゃんいるとか、ほんと羨ましいわ」
昴(イケメンで頭の良い兄ちゃんもいるけどなぁ。ま、これは今は秘密にしておこう)
○テーマパーク
美琴(今日は修の誕生日。本人の希望でここに来た)
修「おぉー!やっぱテンション上がるなぁ!」
美琴「だね!とりあえず、被り物見てみようか」
ショップで、お揃いのカチューシャをつけてみる2人。鏡に映る自分たちを見る。
美琴「なんかカップルに見える」
修「ばーか、カップルだわ」
ちゅ、突然キス。
美琴(い、いま!?)
「もぉ!何してんの!」
顔を赤くしながら怒る。
修「あはは。いーのっ、今日は誕生日だから俺の好きにする!」
無邪気な笑顔。
美琴(嬉しそう)
アトラクションやグルメを楽しむ2人のシーン。
パーク内を歩いていると
女性「あの、もしかして中峰修くんですか?」
学生らしき女性2人組が話しかける。
修「そうだけど」
女性「私たち、修くんがモデルしてる美容院のインスタフォローしてて、去年の春並祭もコンテスト応援に行ってて…」
興奮気味、美琴の存在スルー
美琴(会えて嬉しいんだろうな。邪魔になるから向こうのベンチで待っていようかな)
離れようとする。
ぐいっ、
修「今、デート中だから」美琴の肩を抱く。
手を繋ぐ。
修「そういうことなんで。愛しの彼女いるって広めといてー」
立ち去る。顔赤くなる美琴。
修「…ったく。人の誕生日デート邪魔すんなよなぁ。ごめんな?」
美琴「ううん。私も修に見合うようにモテモテな女に早くならないとねぇ、なんてね」
修「うーん、それはだめ。美琴がモテモテとか想像しただけで嫉妬で狂いそう。美琴の良さは俺だけが知っとけばいい」
美琴(なんだか勝手な言い分だけど、要するにヤキモチ妬くってことよね)
まんざらでもない顔。
夜、パーク内のレストランにいる2人。
食事を楽しんでいると、レストランスタッフが花火のついたデザートプレートを運んでくる。
驚く修。
修「うそ、まじで!」
プレートと一緒に写真を撮ってもらう2人。
美琴「お誕生日おめでとう」
修「ありがとう!サプライズとかすげーな!」
嬉しそうな表情。
美琴「よかった。こういうの嫌いだったらどうしようって、内心ずっとソワソワしてて」
修「嫌いじゃないし、美琴にしてもらえたら、何だって嬉しい」
美琴(またそういうこと言う…ほんとずるいなぁ)
○修のアパート
帰宅した2人。
美琴「足が棒になってる。はしゃぎ過ぎた」
修「湯船浸かって疲れ取るか」
美琴「だね」
お風呂ができましたの音。
修「さてさて美琴さん、一緒に入ろうな?」
ニヤリ顔。
美琴「え!?…やだよ」照れる。
修「俺、誕生日なのに…」
わざとらしくショボンとする。
美琴(う…それを言われると…)
○浴室
修「髪洗うから座って」
美琴「いいよいいよ」焦ってる。
修「強制でーす」
美琴を座らせ、シャワーで髪を濡らし始める。
美琴(やばい、恥ずかしいー)
シャンプーの泡、もこもこ。
修「ふふーん♪ふふー♬」
鼻歌で上機嫌。
美琴「なんでそんなご機嫌なの?」
修「彼女の髪洗うの憧れてたから」
美琴(そうだったんだ、なんか意外)
湯船に向かい合わせで浸かる。
ちゃぽん
修「ふぅー、気持ちいー」
美琴(疲れが取れる。…楽しかったなぁ)
「あのさ、来月から実習や試験で、あんまりゆっくり会えそうになくてごめんね」
修「俺は美琴の夢の邪魔をするために付き合ってるわけじゃねーから。美琴が頑張ってるから俺も頑張れるし。だから謝るの無しな」
美琴「うん、ありがとう」
(修とだから頑張れる。背中を押しながら夢に向かって一緒に歩いてくれる存在。付き合う前から良い影響を私に与え続けてくれている。ほんとに感謝だなぁ)
修「つーか、もっと近づいて」
腕を引かれる。
少し恥ずかしそうに修に背を向け、包まれるかたちになる。
ぎゅー、後ろから抱きしめる。
修「最高の誕生日だった。ありがとな」
美琴「私もお祝いできて良かったよ。本当におめでとう」
ちゅ。少し振り向き、美琴から修の頬にキス。
驚く修。
修「…今のずりぃー」少し頬赤い。
美琴「ふふっ」
修「はぁ…どんどん好きになる。まじ、責任取れよ?」
唇にキス。キスの音が浴室に響く。
美琴(修はいつもストレートに気持ちを伝えてくれる。恥ずかしくなるようなセリフも、さらっと言ってみせる。私のほうこそどんどん沼っていく)
次の日の朝。
寝室のベットで目が覚めた美琴。スマホで時間を確かめる。
美琴(11時か。久々にこんな時間まで寝た気がする)
横で眠る修の寝顔を見て、微笑む。
美琴(こんな風に朝ゆっくり一緒に過ごせるの嬉しいなぁ。まだ起きなさそうだな…)
修を起こさないようにゆっくり寝室を出る。
美琴がキッチンで作業をしていると、修が起きてくる。
美琴「おはよう」
修「おはよ。なんか良い匂いする」
美琴「フレンチトースト焼いたの」
修がキッチンに来て、美琴を後ろから軽くハグ。なかなか離れない。
美琴「どうしたの」
修「起きたら横にいなくて寂しかったから」
頬染まる美琴。
美琴(なんだ、その可愛い理由は!)
フレンチトーストを食べ始める。
ぱくっ
修「やば、めちゃくちゃ好みの味。うま」
美琴「ほんと?よかったぁ」
修「前食べた雑炊もうまかったし、もう俺の胃袋まで掴んでんな」
美琴「大袈裟」笑顔。
食べ終わる。
修「今日は家でゆっくりするよな?」
美琴「うん、そのつもりだけど…」
修「昨日、風呂上がってすぐ寝ちゃったから…」
かぷっ、修が美琴の首に軽く噛み付く。
美琴「!?…ちょっ、なに!?」
修「こっちも食べようと思って」
キスをする。
修「あま…」見つめながら囁く。
ゆっくり床に倒れる2人。
美琴(まだ甘い香りが残るリビングで、ゆっくりと身体が重なる。触れ合うたび、まだまだ好きになると思い知らされる)
数日後。
○大学
萌「みこちゃん!」
美琴「萌、どうしたの?」
萌「…教員試験受けることにしたよぉ」
美琴(そっか、良かった)
安心した表情。
美琴「お互い頑張ろうね!!」
6月
○昴の通う中学校、教室
男子は学ラン、女子はセーラー服。
友達「昴のねーちゃん、うちの学校に実習来るんだよな?」
昴「おん。多分、3年には来ないけどな」
友達「あんな美人で、頭良いねーちゃんいるとか、ほんと羨ましいわ」
昴(イケメンで頭の良い兄ちゃんもいるけどなぁ。ま、これは今は秘密にしておこう)