彼は高嶺のヤンキー様11(元ヤン)





「俺は永遠に凛道蓮の相棒なんだよっ!!!」
「ちーちゃん!」
「長政ぁ~!」





私が驚き、催馬楽君が両手を広げてちーちゃんにかけよる。





「やっと顔見せてくれるのかぁ~♪長ま・・・♪」
「キモイんだよ!!」

バキ!

「ぐは♪」





ちーちゃんに抱き着こうとした西岸の番長に、ちーちゃんは右ストレートを与えた。





〔★長政はイライラしている★〕





「痛ってぇ~♪相変わらず効くぅ~♪長政のガチ拳♪」


(うわ・・・。)





投げキッスでもされたんじゃないかぐらいの表情で、目をハートにする催馬楽メテオにドン引きする私。





「セクハラ系の目で俺を見るな!!マジムカつくんだよ!!」
「だ、大丈夫?ちーちゃん?」
「うわーん!リンリーン!」





恐る恐る声をかければ、素早く私に抱き着くちーちゃん。





「リンリンに、マシ会いたかった―!やっとリンリン来てくれたー!俺の癒しのリンリーン!癒して癒して♪」





そう言いながら、シルキロールの上から頬をすり寄せてくる建前上の相棒。





「お、落ち着いて下さい!・・・大変だったみたいですね・・・」





恐る恐る、ちーちゃんの頭をなでれば、耳と尻尾が生えたような幻覚が見えるなるほど甘えてくるちーちゃん。





「そーなの!ちーちゃん、怖かった!リンリンが到着するまで、そこのゴミ、しつこく言い寄ってきて、ちーちゃん心がブルブルしたー!だからもっとヨシヨシしてぇ~♪」
「はいはい、ヨシヨシ。」
「ウェイウェイウェイ♪マジ、リンリン大好き~♪俺も愛してるぅ~♪」





リクエストに答えれば、ギュッと抱き寄せてきたので、答えなきゃよかったと思う私。







「ふざけんじゃねぇ!!」





そんな私達に雷が落ちる。





「俺の前で、よくも長政といちゃつきやがったな凛道蓮!?」





雷を落としたのは、催馬楽メテオ。





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