片想い歴20年 エリート警視は同級生に激愛を注ぎ込む
 もう、添い寝ができればなんでもいいや……。

 いろいろと諦めれば、彼から露骨に嫌そうな顔とともに低い声が紡がれた。

「なんだ。その不満そうな顔は」
「いや、だって。ここに泊まる代わりに、抱かせろって言う話なんだとばっかり……」
「君は僕を、どう思っているんだ」
「真面目な委員長」
「その人物像とは、相当かけ離れているだろう」
「実は裏の顔があって、超肉食――では、なかったみたいだね。残念」
「くだらない会話を続けている暇があるなら、さっさと寝てくれ」
「はーい」

 私は圭信の手を引いて、一緒に寝室へ向かった。
 シングルベッドに2人で寝転がれば、さっそく問題が発生する。

「ちょっと、狭い……?」
「だから言ったんだ。無理があると」
「密着し合えば、大丈夫だって!」

 距離を取って横になったままでは、床に転がり落ちてしまいそうだ。
 私は彼の逞しい胸元へ当然のように身を寄せた。

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