【完結】バツイチですが、恋人のフリをお願いした年下イケメンくんからアプローチされて困ってます!


 そんな私に、眞紀人くんは「これ以上は、菫花さんも言わなくてもわかってくれるよね?」と私を見つめてくる。 

「……その、多分」

 私の答えに眞紀人くんは「ははは、多分ってなんだよ」と笑っているけど、その後私に「言わなくてもわかってると思うけど……俺は菫花さんのことが好きだよ」と言葉をくれた。

「眞紀人、くん……」

 私は「好きだよ」と言われて、本当に純粋に嬉しかった。

「俺は、菫花さんのことが好き。……だから、菫花さんのそばにいたいって思ってる」

 そんな真剣な眼差しで見つめられたら、嬉しくて何も言えなくなる。

「菫花さんだって、もう俺のこととっくに好きでしょ?」

「……好きだよ。 私も、眞紀人くんのことが好き」

 私、本当はずっと「好きだ」って言いたかったのかもしれない。だって、私は眞紀人くんのことが好きだって気付いてたから。
 だけど眞紀人くんは一生懸命、私の恋人を演じてくれているだけなのだと思っていた。 だから抱き締めてくれたり、キスしてくれたり、頭撫でてくれたりしてくれているのかと思っていた。

「大好き、眞紀人くんのことが……大好きなの」

「うん、知ってる。 俺も、大好きだから」
 
 嬉しい。本当に嬉しくて、幸せだと感じちゃう。

「菫花さん、もう恋人のフリじゃなくてさ、本当の恋人になってほしい」

「……私なんかで、いいの?」

「私なんかじゃなくて、菫花さんがいいの」

 そうやって言われたら、私は嬉しすぎてどうにかなってしまいそうになる。
 
「でも……私、六個も上だよ? 本当にいいの?」

「いいって言ってるでしょ。年齢なんて関係ない。お互い好きなんだから、それで良くない?」 

「……私、頼りないよ?」
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