【完結】バツイチですが、恋人のフリをお願いした年下イケメンくんからアプローチされて困ってます!
「ん、俺も気持ちいい……っ」
眞紀人くんと同じ気持ちなのが本当に嬉しくて、私は眞紀人くんと身体を深く繋ぎ合わせながら涙が出そうになってしまった。
「眞紀人くんっ……大好き」
眞紀人くんから甘くて熱いキスの雨を降らせてもらった後で、私は眞紀人くんと一緒に理性を手放した。
「菫花さん、大丈夫? ごめん、また手加減出来なかった」
「ううん……平気。 たくさん眞紀人くんのこと感じられて、嬉しかったし」
それは本音だ。本当に、嬉しかったんだ。
眞紀人くんと深く繋がることで、眞紀人くんからの愛をたくさん感じられたから。
「眞紀人くん……お願い。今は離れたくない、私」
「何言ってんの、離す訳ないでしょ。……こんなに好きなんだから」
「うん……ありがとう」
このままの幸せが、ずっと続けばいいのにな……なんて思っていた。
「大丈夫。俺が菫花さんのこと、ちゃんと守るから」
「うん……ありがとう」
でもこの幸せが長く続けば続くほど、私はきっと幸せとともに不安を感じてしまうことがある気がした。
「ねえ、菫花さん」
「ん……?」
私は眞紀人くんに抱き締められながら、眞紀人くんを見上げる。
「俺の話、少ししていい?」
「眞紀人くんの……話?」
「うん、そう。 俺の話」
私は眞紀人くんの方に身体を向けると、「うん、話……聞きたい」と伝える。
「俺さ、高校生の時に……付き合ってた彼女がいたんだ」
「そうなんだ」
「その彼女がさ、二年の冬休みに……事故で死んだんだ」
私はそれを聞いて「え……?」と眞紀人くんを見つめる。
「冬休みにスキーに行ってた時の事故だったんだ。……本当なら、そのスキーに俺も行くはずだった」