相棒をS級勇者に奪われた俺、スキル【力の前貸し】で勇者を破滅へ導く!~全てを負債地獄に叩き落とし、新たな魔王として君臨する!
第4話 覚醒
姫の言葉が耳に届く。
だが、脳はそれを拒絶した。
......フォンがこの食材に......それを俺は食べて.....
違う。これは何かの嘘。
そんなことするはずがない!
「....冗談ですよね?この料理に使われている素材は、普通の肉のはず」
「冗談を言っているのはあなたの方よ。まさか敵相手にご馳走するなんて、本当に思っていたの?」
目を三日月型にして、俺を嘲笑う。
「それにしても....お肉、美味しそうに食べていたわね」
リアディスは肉料理があった皿に視線を向ける。
「....味付けは塩コショウでよかった?材料が低級だから、もっと濃い調味料を使わないと誤魔化しが効かな―― 」
「.................」
気づいたら自分の体が勝手に動いていた。
憎しみのままに拳を振り上げて、顔面を――
......殴ることはできなかった。
ある者が瞬足で駆けつけ、組み敷くことで。
「ようやく、俺の出番か。こいつを殺すのが待ちきれなかったんだが……もういいよな、リアディス?」
その男は、フォンを蹴り殺したS級勇者――シタール。
俺が傷つけた目には、眼帯が掛けられている。
「……お前らだけは、俺の手で!!」
ざわめく群衆が、俺たちに注目し始める。
「待ってシタール、殺すなら新しい計画を伝えてからにしない?」
「........新しい計画!?....どういうことだ!」
リアディスがしゃがみ込む。
そして、俺の耳元で囁くように告げた......。
「あなたを反逆罪に仕立て上げる計画よ」
「.........は?」
「君の捜索のために、町中で聞き回ったでしょう?そんな中で殺したら、暗殺を疑われる。だからこそ、反逆罪として裁く方が都合がいいの」
……まさか!!
「貴様がわざわざ、俺に相棒の肉を食わせたのも........!!」
「ふふっ、とてもいい案でしょう?」
リアディスは笑いを見せないように口元を隠す。
「君が怒りで私に襲いかかれば、国民の目には"反逆者"に映る。これで堂々と処刑できるし、国の名誉も守られるわ」
......利用したのか...フォンの遺体を。
俺を反逆罪に仕立て上げるためだけに...
「リアディスもエグイ事するよな。相棒を自身に食べさせるなんてよ。外道でも思いつかねぇ」
「あらっ失礼ね、彼はきっと喜んでいるはずだわ。ほら、相棒を食べてずっと一緒になれたじゃない?」
貴様は本当に人間なのか?
こんな惨い仕打ちモンスターですらしない。
でも......いたんだな。
モンスターよりも近くに.....死んだ方がいい存在が。
「おい、この取り押さえられている奴ってあのリザヤか?」
「姫を手に掛けようとするなんて最低なやつだな。」
「キャ~!シタール様かっこいい~!!こんな男なんてやっつけて~!」
「「打~ち、首っ!!打~ち、首っ!!打~ち、首っ!!」」
誰かが先導するように叫ぶと、それが波紋のように広がる。
広場全体に響き渡る処刑コール。
まるで地鳴りのように、俺を死へと追いやる合唱が鳴り響いていた。
「おい、聞こえるだろ?お前の死を望んでいるものがたくさんいる.....なぜこうなったか分かるか?」
シタールが剣を抜き、首元に突きつける。
「自分が使えない勇者だと分かったとき、すぐに自害するべきだった。だが、分をわきまえず生き恥を晒し続けて国の名誉に泥を塗ったんだ。処刑になるのも当然だよなぁ!!」
分をわきまえて自害すべきだと?
ふざけるな...
俺には生きる権利さえ無いというのか.......?
相棒《フォン》と静かに暮らす、そんなささやかな望みさえ奪われるのか!?
地面にぽつっと跡を残したのは、
俺の涙だった。
かけがえのない日常を奪われ、死に追いやられる者。
かたや、自分の名誉や快楽のために殺しても、何も失わない者達。
悔しかった。
理不尽な目に遭いながら何もできず、ただただ自分の弱さを突き付けられたことが。
力があれば、追放されることも......迫害を受けることもなかった。
力があれば、相棒が殺されることもなかった。
もっと力があれば――
どうせ死ぬのなら、すべて道連れに。
最後の最後まで、悪あがきを続けてやる。
「俺は死んでも構わない!だが貴様らだけは……必ず地獄に堕とす!!」
ああ……。
目に映るすべてを滅茶苦茶にできる力があれば……。
そんな儚い望みを抱きながら、最後は姫に怨念をかける。
《スキル進化の条件《クエスト》を完全に達成しました。クリア者はリザヤ一名。》
《スキルを全開放します。》
頭の中で無機質な声が響く。
「戯言は、あの世で抜かせ!」
《敵を察知しました。「前借り」を強制発動いたします。》
「........!?力が...抜けていく」
シタールが剣を落とす。
反対に、俺の体には、スキルの影響か魔力が溢れ始め――。
バゴォン!!
凄まじい力を振るい、取り押さえていたシタールから逃れた。
そして、彼の無防備な男の弱点を思いっきり蹴り上げる。
「あぐっ――」
痛みに股間を抑えるシタール。
その隙に...。
体中の魔力が凝縮された拳で――顔面を殴り飛ばす。
「??何が起きたの!?シタール様があんな奴から反撃を喰らうだなんて」
周囲が動揺し、処刑コールが止む。
「おい!あれを見ろ!!奴の体から漆黒のオーラが!?....」
「あんな魔力の色、見たことないぞ!!」
「リザヤから感じる禍々しい魔力《エナジー》。.........一体、なにが!?」
「貴様あぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!よくもぉぉぉぉぉ!!!」
余裕そうだったリアディスは一変、焦りを見せる。
一方、シタールは怒り狂っていた。
だが……今、シタールたちに復讐しようとしても、返り討ちにされるのがオチ。
だから外野の騒ぎを無視して、優先すべきことに集中した。
俺の放つオーラの勢いが増し、漆黒で飲み込む範囲が次第に広がっていく。
「.......!?何だ、前が見えない」
そして黒い光は、次々に人の視界を奪っていった。
...........これは作戦に使える。
全方位のステンドグラスの位置を確認し、その瞬間を待つ。
やがて、漆黒の闇が食堂内を飲み込んだ。
その瞬間、俺は体内の魔力《エナジー》をステンドグラスに向けて一気に解き放つ。
すると、ガラスに無数のひびが走り――
バリィィィィィン!!!ガッシャッッッン!!!バシャッッッッン!!
「キャァァァァァァァァァァァア!!!」
この一室のすべてのステンドグラスが砕け散り、破片が降り注ぐ。
人々は身を守るために伏せた。
――今だ。
俺は暗闇に乗じて、割れたガラスから脱出する。
▽
◇聖女レミーシャ
タッタッタッタッタッタッ....
反逆罪にかけられ逃走した話を耳にし、思わず駆け出す。
彼――リザヤを勇者に指名したのは、ほかでもないこの私。
もし本当に反逆を犯したのなら……。
その責任を取る覚悟で彼の元へ向かう。
「リザヤ君!!」
見つけた彼に声を掛ける。
彼は足を止め、こちらを振り向いた。
「........レミーシャさん。どうして俺の居場所がわかったんですか?」
「えっ!?え、えっと.....それは....」
痛いところを突かれ、言葉に詰まる。
「まぁ.....そんなこと、どうでもいいか。俺もお礼を言いたかったですし」
「お礼?」
「今まで俺の居場所を作っていただき、ありがとうございました」
.......そんなこと、勇者に指名してしまったことに比べれば些細なことだ。
「おかげで、これまで相棒《フォン》と暮らしていけました。」
「....!!?フォンちゃんに何かあったんですか!?」
知り合って一年間。
リザヤ君がどれほど相棒を大切にしていたか、私はよく知っている。
相棒を置いて一人で逃げるなんて、彼らしくない。
「................」
沈黙。
それが答えなのだと察してしまった。
「........まさか、反逆罪に問われたのもそれが原因で?」
リザヤ君は無言のまま、再び歩き出す。
「これから、どこへ行くつもりですか?」
ここは王都ではないが、ローシャ王国の領地内。
当然、彼の情報も出回っている。
この国で生活していくことは難しい。
....しかし、他国への亡命も容易ではない。
なぜなら、国境には厳重な警備体制が敷かれている。
罪人が通り抜けることなど、まず不可能だからだ。
すると、警備をかいくぐり国を抜け出す方法はただ一つ。
「........魔境の森へ向かうつもりです」
「確かに、その森を抜ければ国を出ることはできます。ですが、あそこには恐ろしい魔物がひしめいています。……だから……私が匿まって――」
彼が再びこちらを振り返る。
しかし、私を見る瞳は.....
この世のどんな物よりも黒く、復讐の色に染まっていた。
「俺はどんな手を使っても、強くならければいけないんです。あいつらをぐちゃぐちゃにするために」
――そう言った瞬間、彼から禍々しい魔力が放たれた。
「..........!? 」
(ここまで邪悪な魔力、見たことがない.......)
その魔力を目の当たりにした瞬間、最悪の想像が浮かぶ。
神のお告げによれば、もうすぐ人類の存亡にかかわる敵が現れるという。
(そ、そんなこと……あるはずがありません……あんなに愛情深かった少年が、神の宿敵になるなんて……)
頭では否定する。
しかし――
彼の背中に宿る憎悪を見たとき......。
私はどうしても、その天敵と重ねてしまうのだった。
だが、脳はそれを拒絶した。
......フォンがこの食材に......それを俺は食べて.....
違う。これは何かの嘘。
そんなことするはずがない!
「....冗談ですよね?この料理に使われている素材は、普通の肉のはず」
「冗談を言っているのはあなたの方よ。まさか敵相手にご馳走するなんて、本当に思っていたの?」
目を三日月型にして、俺を嘲笑う。
「それにしても....お肉、美味しそうに食べていたわね」
リアディスは肉料理があった皿に視線を向ける。
「....味付けは塩コショウでよかった?材料が低級だから、もっと濃い調味料を使わないと誤魔化しが効かな―― 」
「.................」
気づいたら自分の体が勝手に動いていた。
憎しみのままに拳を振り上げて、顔面を――
......殴ることはできなかった。
ある者が瞬足で駆けつけ、組み敷くことで。
「ようやく、俺の出番か。こいつを殺すのが待ちきれなかったんだが……もういいよな、リアディス?」
その男は、フォンを蹴り殺したS級勇者――シタール。
俺が傷つけた目には、眼帯が掛けられている。
「……お前らだけは、俺の手で!!」
ざわめく群衆が、俺たちに注目し始める。
「待ってシタール、殺すなら新しい計画を伝えてからにしない?」
「........新しい計画!?....どういうことだ!」
リアディスがしゃがみ込む。
そして、俺の耳元で囁くように告げた......。
「あなたを反逆罪に仕立て上げる計画よ」
「.........は?」
「君の捜索のために、町中で聞き回ったでしょう?そんな中で殺したら、暗殺を疑われる。だからこそ、反逆罪として裁く方が都合がいいの」
……まさか!!
「貴様がわざわざ、俺に相棒の肉を食わせたのも........!!」
「ふふっ、とてもいい案でしょう?」
リアディスは笑いを見せないように口元を隠す。
「君が怒りで私に襲いかかれば、国民の目には"反逆者"に映る。これで堂々と処刑できるし、国の名誉も守られるわ」
......利用したのか...フォンの遺体を。
俺を反逆罪に仕立て上げるためだけに...
「リアディスもエグイ事するよな。相棒を自身に食べさせるなんてよ。外道でも思いつかねぇ」
「あらっ失礼ね、彼はきっと喜んでいるはずだわ。ほら、相棒を食べてずっと一緒になれたじゃない?」
貴様は本当に人間なのか?
こんな惨い仕打ちモンスターですらしない。
でも......いたんだな。
モンスターよりも近くに.....死んだ方がいい存在が。
「おい、この取り押さえられている奴ってあのリザヤか?」
「姫を手に掛けようとするなんて最低なやつだな。」
「キャ~!シタール様かっこいい~!!こんな男なんてやっつけて~!」
「「打~ち、首っ!!打~ち、首っ!!打~ち、首っ!!」」
誰かが先導するように叫ぶと、それが波紋のように広がる。
広場全体に響き渡る処刑コール。
まるで地鳴りのように、俺を死へと追いやる合唱が鳴り響いていた。
「おい、聞こえるだろ?お前の死を望んでいるものがたくさんいる.....なぜこうなったか分かるか?」
シタールが剣を抜き、首元に突きつける。
「自分が使えない勇者だと分かったとき、すぐに自害するべきだった。だが、分をわきまえず生き恥を晒し続けて国の名誉に泥を塗ったんだ。処刑になるのも当然だよなぁ!!」
分をわきまえて自害すべきだと?
ふざけるな...
俺には生きる権利さえ無いというのか.......?
相棒《フォン》と静かに暮らす、そんなささやかな望みさえ奪われるのか!?
地面にぽつっと跡を残したのは、
俺の涙だった。
かけがえのない日常を奪われ、死に追いやられる者。
かたや、自分の名誉や快楽のために殺しても、何も失わない者達。
悔しかった。
理不尽な目に遭いながら何もできず、ただただ自分の弱さを突き付けられたことが。
力があれば、追放されることも......迫害を受けることもなかった。
力があれば、相棒が殺されることもなかった。
もっと力があれば――
どうせ死ぬのなら、すべて道連れに。
最後の最後まで、悪あがきを続けてやる。
「俺は死んでも構わない!だが貴様らだけは……必ず地獄に堕とす!!」
ああ……。
目に映るすべてを滅茶苦茶にできる力があれば……。
そんな儚い望みを抱きながら、最後は姫に怨念をかける。
《スキル進化の条件《クエスト》を完全に達成しました。クリア者はリザヤ一名。》
《スキルを全開放します。》
頭の中で無機質な声が響く。
「戯言は、あの世で抜かせ!」
《敵を察知しました。「前借り」を強制発動いたします。》
「........!?力が...抜けていく」
シタールが剣を落とす。
反対に、俺の体には、スキルの影響か魔力が溢れ始め――。
バゴォン!!
凄まじい力を振るい、取り押さえていたシタールから逃れた。
そして、彼の無防備な男の弱点を思いっきり蹴り上げる。
「あぐっ――」
痛みに股間を抑えるシタール。
その隙に...。
体中の魔力が凝縮された拳で――顔面を殴り飛ばす。
「??何が起きたの!?シタール様があんな奴から反撃を喰らうだなんて」
周囲が動揺し、処刑コールが止む。
「おい!あれを見ろ!!奴の体から漆黒のオーラが!?....」
「あんな魔力の色、見たことないぞ!!」
「リザヤから感じる禍々しい魔力《エナジー》。.........一体、なにが!?」
「貴様あぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!よくもぉぉぉぉぉ!!!」
余裕そうだったリアディスは一変、焦りを見せる。
一方、シタールは怒り狂っていた。
だが……今、シタールたちに復讐しようとしても、返り討ちにされるのがオチ。
だから外野の騒ぎを無視して、優先すべきことに集中した。
俺の放つオーラの勢いが増し、漆黒で飲み込む範囲が次第に広がっていく。
「.......!?何だ、前が見えない」
そして黒い光は、次々に人の視界を奪っていった。
...........これは作戦に使える。
全方位のステンドグラスの位置を確認し、その瞬間を待つ。
やがて、漆黒の闇が食堂内を飲み込んだ。
その瞬間、俺は体内の魔力《エナジー》をステンドグラスに向けて一気に解き放つ。
すると、ガラスに無数のひびが走り――
バリィィィィィン!!!ガッシャッッッン!!!バシャッッッッン!!
「キャァァァァァァァァァァァア!!!」
この一室のすべてのステンドグラスが砕け散り、破片が降り注ぐ。
人々は身を守るために伏せた。
――今だ。
俺は暗闇に乗じて、割れたガラスから脱出する。
▽
◇聖女レミーシャ
タッタッタッタッタッタッ....
反逆罪にかけられ逃走した話を耳にし、思わず駆け出す。
彼――リザヤを勇者に指名したのは、ほかでもないこの私。
もし本当に反逆を犯したのなら……。
その責任を取る覚悟で彼の元へ向かう。
「リザヤ君!!」
見つけた彼に声を掛ける。
彼は足を止め、こちらを振り向いた。
「........レミーシャさん。どうして俺の居場所がわかったんですか?」
「えっ!?え、えっと.....それは....」
痛いところを突かれ、言葉に詰まる。
「まぁ.....そんなこと、どうでもいいか。俺もお礼を言いたかったですし」
「お礼?」
「今まで俺の居場所を作っていただき、ありがとうございました」
.......そんなこと、勇者に指名してしまったことに比べれば些細なことだ。
「おかげで、これまで相棒《フォン》と暮らしていけました。」
「....!!?フォンちゃんに何かあったんですか!?」
知り合って一年間。
リザヤ君がどれほど相棒を大切にしていたか、私はよく知っている。
相棒を置いて一人で逃げるなんて、彼らしくない。
「................」
沈黙。
それが答えなのだと察してしまった。
「........まさか、反逆罪に問われたのもそれが原因で?」
リザヤ君は無言のまま、再び歩き出す。
「これから、どこへ行くつもりですか?」
ここは王都ではないが、ローシャ王国の領地内。
当然、彼の情報も出回っている。
この国で生活していくことは難しい。
....しかし、他国への亡命も容易ではない。
なぜなら、国境には厳重な警備体制が敷かれている。
罪人が通り抜けることなど、まず不可能だからだ。
すると、警備をかいくぐり国を抜け出す方法はただ一つ。
「........魔境の森へ向かうつもりです」
「確かに、その森を抜ければ国を出ることはできます。ですが、あそこには恐ろしい魔物がひしめいています。……だから……私が匿まって――」
彼が再びこちらを振り返る。
しかし、私を見る瞳は.....
この世のどんな物よりも黒く、復讐の色に染まっていた。
「俺はどんな手を使っても、強くならければいけないんです。あいつらをぐちゃぐちゃにするために」
――そう言った瞬間、彼から禍々しい魔力が放たれた。
「..........!? 」
(ここまで邪悪な魔力、見たことがない.......)
その魔力を目の当たりにした瞬間、最悪の想像が浮かぶ。
神のお告げによれば、もうすぐ人類の存亡にかかわる敵が現れるという。
(そ、そんなこと……あるはずがありません……あんなに愛情深かった少年が、神の宿敵になるなんて……)
頭では否定する。
しかし――
彼の背中に宿る憎悪を見たとき......。
私はどうしても、その天敵と重ねてしまうのだった。