四ツ指
私は恐る恐るちーちゃんのうちにはいった。ちーちゃんのうちにはいるのは初めてだった。ドアをあけて中に入るとすぐに大きな仏壇があった。そこには昔の兵隊さんの写真とちーちゃんにそっくりのおかっぱ頭の女の子の写真が並んでいた。
「この写真ってどなたですか?」
「あっそれはわしの父親じゃ、戦争にいって帰って来たときは木箱に骨だけが入っててな。わしらも本人かどうかわからんのよ。それでも大変な思いをして帰ってきたのだから家族が供養してやらんとかわいそうじゃからな。」
私は戦争はもちろん知らない。ただ絶対に二度と起こしてはいけないものだと思っている。
「この女の子は?」
「それは‥」
そんなときにすごい音をたてて電話がなった。おばあちゃんはその電話をとり話しこんでいたので、私は目配せで合図しながらちーちゃんのうちをでた。
「この写真ってどなたですか?」
「あっそれはわしの父親じゃ、戦争にいって帰って来たときは木箱に骨だけが入っててな。わしらも本人かどうかわからんのよ。それでも大変な思いをして帰ってきたのだから家族が供養してやらんとかわいそうじゃからな。」
私は戦争はもちろん知らない。ただ絶対に二度と起こしてはいけないものだと思っている。
「この女の子は?」
「それは‥」
そんなときにすごい音をたてて電話がなった。おばあちゃんはその電話をとり話しこんでいたので、私は目配せで合図しながらちーちゃんのうちをでた。