四ツ指
ちーちゃんはまた次の日も、その次の日も学校を休んだ。先生にも理由を聞いたがわからないそうだ。私は学校がえりにちーちゃんの家に行った。インターフォンを鳴らすとまた、おばあちゃんの声で
「どなたですかの。」
「私です。ちーちゃんの友達のなつみです。ちーちゃんはなんで学校をやすんでいるのですか?」
「休んどる?そんなことはないんよ。ランドセルしょって学校いっとるでよ。」
「ちーちゃん、ずっと学校にきてなくて。」
するとおばあちゃんは
「最近ちーの様子がおかしいんよ。「どんなふうにですか?」
「夜中になにかうなされて、まるで獣のような声で叫んだり。起きているときはなにかひとりごとをぶつぶつ言っているとか。」
「今度ちーちゃんが帰ってきたときうちに電話ください。すぐにこちらにきますので。」
「わかった、ちーはよい友達をもったの。」
そこで話は終わり、私はうちに帰った。
< 4 / 17 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop