引きこもりですが、守ることだけは最強です!
「そろそろ、中に入ろうか」

「わ〜い!」

「おう!」

「は、はい……」


黄瀬くんについて、中にはいる。

中は今までと違って明るく、眩しかった。

思わず目を細める。

そんな私を気にせず、黄瀬くんは言った。


「よし、早速訓練を始めようか」

「は〜い!」

「おう!」


えっ、もう始めるの?

驚いていると、他の全員はもう離れて自分の訓練する場所に移動している。

……私、紙とペンがないと訓練できないんだけど。

取りに行ってもいいのかな?

そう考えて、訓練を始めようとしている黄瀬くんに、恐る恐る話しかける。


「……あの、紙とペンを取りに行ってもいいですか?」

「あ、そうだったね。行っておいで」

「はい」


よかった、いいみたい。

私はホッとしながら、訓練室を出た。




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