15歳差の御曹司に甘やかされています〜助けたはずがなぜか溺愛対象に〜
その瞬間、鋭い痛みが体を貫いた。

「っ……!」

声が漏れて、思わず目をぎゅっと閉じた。

けれど、すぐに玲央さんの手が私の頬を撫でる。

「俺になにもかも任せて。」

低く甘い声が耳元に落ちてくる。そのたび、胸の奥が熱くなる。

唇が触れ合い、指先が髪をすくう。

呼吸が重なり合い、熱が肌へ伝わっていく。

痛みはもう、遠くへ。

代わりに、じんわりと広がる快感と、確かにそこにある想いだけが私を満たしていく。

「ああ……」

「ひより、もっと……俺を感じて。」

重ねた体が、まるで境界を失ったように一つになっていく。

そして玲央さんの欲情を耳元で感じて、腰の動きが一気に早くなる。

「……最高に、気持ちいいよ。」

その瞬間、玲央さんの熱も、声も、心も――すべてが私の中に注がれた。

私のすべてが、彼に溶けていくような夜だった。
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