15歳差の御曹司に甘やかされています〜助けたはずがなぜか溺愛対象に〜

第8章 二人きりの時間が、なによりも幸せで

そしてこの前話していた旅行の行き先が決まり、近くの観光地にやってきた。

「うわーっ!人がいっぱい!」

観光シーズン真っ只中の街並みに、私は目を輝かせた。

玲央さんはハンドルを握りながら、ちょっと苦笑い。

「どこからこんなに人が湧いてくるんだろうな……運転しづらいなあ。」

それでも、文句一つ言わずに私のために車を走らせてくれてるのが分かる。

ようやく街の外れの駐車場に車を停めると、私たちは肩を並べて街を歩いた。

「わぁ、お店がいっぱい!雑貨屋さんもたくさんあるね!」

私は目を輝かせながら、一つの可愛らしい雑貨屋の前で足を止めた。

「ねえ、玲央さん。ちょっと寄ってもいい?」

「また雑貨かぁ……」と呆れながらも、玲央さんは微笑んで手を引いてくれる。

ガラス扉を開けると、ふわっと優しい香りとともに、可愛らしい雑貨たちがずらりと並ぶ。
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