15歳差の御曹司に甘やかされています〜助けたはずがなぜか溺愛対象に〜
出されたサンドイッチは、見た目からして美味しそうだった。

パンの間に挟まれていたのは、ふんわりと厚焼きされた玉子焼き。

かぶりつくと、じんわりとした甘みが舌に広がって、思わず声が漏れる。

「うーん。美味しい……!」

私が感嘆すると、玲央さんが穏やかに微笑んだ。

「気に入ってもらえてよかったよ。」

向かい側では玲央さんも、ぱくりとサンドイッチを口に運んでいる。

スーツ姿の彼が、こんな風にパンを頬張る様子は少し新鮮で、ついじっと見てしまった。

ふと、思い出して口を開く。

「そういえば……玲央さんのブログ、見ました。」

その瞬間、玲央さんの動きがぴたりと止まり、次の瞬間、思わずというように吹き出しそうになった。

「まさか、“副社長の一日”?」

私はこくりと頷いた。

「はい。」

玲央さんは、ややバツが悪そうに視線を逸らした。
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