響け、希望と愛の鐘


優美は彼の熱意に負けたように、小さく笑った。

だが、最近の不気味な気配を思い出し、笑顔が消えた。

「矢萩、私ね、最近、変なやつにつけられてて。

 家まで来られてるかもしれないんだ」

「マジすか!?

 優美先輩、それヤバいっす!

 俺、警察に相談しときます。

 弁護士として、証拠集めも手伝いますから!」

彼の言葉に、優美は少し安心したが、胸の不安は消えない。

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