響け!猛毒のグラーヴェ
リズの歌詞ノート
Xのハッピーエンド 作詞作曲Alice


覚えてる?初めて出会った日のこと
君はただの「偶然」だって思っていたかもしれない
でも僕は違うんだ 「運命」だって思えた
神様なんていないってずっと思っているくせに
君と出会わせてくれたことを感謝してる

太陽は平等に世界を照らしているのに
幸せは平等に訪れはしない
光が消える 色が消える 僕の世界は空っぽになった
黒板の数式だけが虚しく映る

でも君の笑顔が 君の存在全てが
僕の全てへと変わっていく
未完成の数式が今、完成したんだ

「こんな世界」なんてずっと思っていた
壊したいとできないことを思っていた
でも、君が生きている世界だから
もう少しだけ頑張ろうと思えたんだ
ねぇ、もしもこの手を取ってくれたのなら
アダムとイブが成せなかった証明を二人でしよう
君となら 君が笑ってくれるのなら 何も怖くない
僕の世界に色と光をくれたから
数式みたいに答えはないけれど
「君を守り続ける」それだけはわかっている

覚えてる?初めて約束したあの日のこと
君は「絶対叶わない」って思っていたかもしれない
でも僕は違うんだ 叶えてみせるって思えた
どんな困難なことであったとしても君とのことなら
小さな希望が僕の足を動かす力になる

月の明かりが世界を包み込む
夢も幸せも全てを飲み込んで
蕾は大輪の花へ 明かりは濃くなり 数式はまた増えていく
感情全ての名を知らぬまま

でも君の涙が 君に向けられる理不尽が
僕の全てを変えていくんだ
数式の続きを今書いていくよ

「こんな世界」なんてずっと思っていた
勇気もないのに「消えてしまいたい」ばっかりで
でも、君が生きている世界だから
一緒に笑いたいと強く思ったんだ
ねぇ、二人で遠くへ旅立てたのなら
フェルマーもアルキメデスも解けない数式を作ろう
君となら 君が笑ってくれるのなら 何も怖くない
君の世界に色と幸せを降らせよう
数式みたいに難しくはないから
「幸せであってほしい」それだけは本物さ

春の木漏れ日 夏の海
秋のコスモス 冬の流星群
君と見る全てが眩しいくらい綺麗でした

「こんな世界」なんてずっと思っていた
壊したいとできないことを思っていた
でも、君が生きている世界だから
もう少し頑張ろうと思えたんだ
ねぇ、もしもこの手を取ってくれたのなら
アダムとイブが成せなかった証明を二人でしよう
君となら 君が笑ってくれるのなら 何も怖くない
僕の世界に色と光をくれたから
数式みたいに答えはないけれど
「君を守り続ける」それだけはわかっている

さぁ、答え合わせをしよう
< 57 / 58 >

この作品をシェア

pagetop