あなたに恋する保健室
「はぁ〜〜〜ッ! おいしー!」
「優希が元気そうで良かったよ」
氷室さんと打ち解けられた気がしたのもあって、私は入職後イチのハイテンションだった。
小中時代の友人で、公立小学校の養護教諭をしている美結と居酒屋で飲んでいる。
「もう今日はね、初めて養護教諭になって良かったと思ってさぁ……手探りだったし本当にこれで良いのかなぁって不安だったんだよぉ〜!」
「そうかそうか〜! よくやった! さぁ飲め飲め!」
実はあの後、ゆっくり話してから保健室に戻って、教室登校に挑戦してみたいという話も出てきて、早速担任である京ちゃんにも本人の許可を得て相談した。
養護教諭として初めて、何か生徒のために役に立てたと感じた一件となり、この感動を誰かに共有したくて仕方なかったわけだ。
もともと今日の夜に飲みに行く約束をしていたから、今日あったことを個人情報を隠しつつ詳しい経緯も含めて話した。
「はぁーっ……美結ほんとありがとぉ……」
「はいはい、どういたしまして。あ、ねぇ! それはそうと、アレはどうなったのよ、アレ」
アルコールが入ってつい声が大きくなってきた頃。
マシンガントークに疲れた私は皿に取り分けた焼き鳥を頬張りながら美結の言う『アレ』が何かを考えてみる。
「とぼけないでよ、アレって言ったらもう京ちゃんでしょうが〜!」
「……っ!」
カァっと顔が熱くなる。アルコールのせいだと思いたいけど、そうじゃないことくらい私がいちばんわかっている。
「優希から職場が偶然同じだったって聞いた時から、もうこりゃ運命だなって私は思ったけどさ」
「う、うん……」
美結は笑いながら焼き鳥を食べてグイッと生ビールを飲み干した。
「で? どうなのよ」
「京ちゃんとは……」
その続きをどう言おうかと思った瞬間、京ちゃんとの保健室でのやり取りや、アパートにお邪魔した時の事故ハグや頭ぽんぽんが蘇る。
「優希が元気そうで良かったよ」
氷室さんと打ち解けられた気がしたのもあって、私は入職後イチのハイテンションだった。
小中時代の友人で、公立小学校の養護教諭をしている美結と居酒屋で飲んでいる。
「もう今日はね、初めて養護教諭になって良かったと思ってさぁ……手探りだったし本当にこれで良いのかなぁって不安だったんだよぉ〜!」
「そうかそうか〜! よくやった! さぁ飲め飲め!」
実はあの後、ゆっくり話してから保健室に戻って、教室登校に挑戦してみたいという話も出てきて、早速担任である京ちゃんにも本人の許可を得て相談した。
養護教諭として初めて、何か生徒のために役に立てたと感じた一件となり、この感動を誰かに共有したくて仕方なかったわけだ。
もともと今日の夜に飲みに行く約束をしていたから、今日あったことを個人情報を隠しつつ詳しい経緯も含めて話した。
「はぁーっ……美結ほんとありがとぉ……」
「はいはい、どういたしまして。あ、ねぇ! それはそうと、アレはどうなったのよ、アレ」
アルコールが入ってつい声が大きくなってきた頃。
マシンガントークに疲れた私は皿に取り分けた焼き鳥を頬張りながら美結の言う『アレ』が何かを考えてみる。
「とぼけないでよ、アレって言ったらもう京ちゃんでしょうが〜!」
「……っ!」
カァっと顔が熱くなる。アルコールのせいだと思いたいけど、そうじゃないことくらい私がいちばんわかっている。
「優希から職場が偶然同じだったって聞いた時から、もうこりゃ運命だなって私は思ったけどさ」
「う、うん……」
美結は笑いながら焼き鳥を食べてグイッと生ビールを飲み干した。
「で? どうなのよ」
「京ちゃんとは……」
その続きをどう言おうかと思った瞬間、京ちゃんとの保健室でのやり取りや、アパートにお邪魔した時の事故ハグや頭ぽんぽんが蘇る。