姫君の憂鬱―悪の姫と3人の王子共―
「いや……お前……それはテキトー過ぎるだろ……。」
「ええ〜そうかなぁ?」
「テキトーではあるな。」
止まっていた手を動かして、ハンバーグを一口食べる。
噛むとジュワッと口に広がる肉汁とデミグラスソースが美味しい。
「そ……っか。ありがとう!ちょっと考える糸口を見つけた気がする!」
「……うん!どういたしまして〜。」
「おいおいマジかよ」と広瀬真がげんなりする中、そう言って榛名聖は可愛く笑った。
……遠い未来ばかり見て足がもつれるなら、目の前を見てみよう。
私が学ぶべきことや展望がきっと見つかるような気がする