王子から僕への毒りんご

転生先は、、、、、?

、、、、、ここは何処だ?白い、、、、、?周りが白い、なにこれ?何処なんだ一体?
「ここは何処、、、、、?」
声が幼い、、、、、は?なにこれ?取り合えず歩いてみるか、、、、、?少し歩くとデカい城が出てきた。、、、、、はい?
「なにこれ?一体どうなってんだよ!!」
思わず叫ぶと城の門番がこちらに駆け寄ってきた。
「白雪王子!!何処に行かれていたのですか?お妃様が怒っていらっしゃいましたよ」
しっ白雪王子!?って、、、、、もしかしてここの世界は白雪姫(男)の世界か!?とするとお妃様が怒っていたのは相当まずい、、、、、
「ご、ごめんなさい。僕お城に戻るので門を開けてもらってもいいでしょうか?」
「もちろんでございます!」
なにがどうなって、、、?慌ててお城の中に入り近くの部屋へ駆け込んだ。綺麗な装飾がついた丸い鏡があったので顔を写す。
「はぁ!?」
普段の俺なら健康的に焼けた肌が映るはずなのに雪みたいに真っ白な肌に血のように赤い唇そして墨のように黒い髪、ほんのりとしたピンク色の頬だった。
「なにこれ?完全にあれだよね?白雪姫の話だよね?」
「そこでなにをしているのです!?」
「ぎゃあ!!あーびっくりしたぁ母さんか。」
「誰が母さんですか!!私のことはお妃様と呼びなさいと教えたはずです!!」
「あ、サーセン、、、(うるさいババアだ、、、)」
これ以上ここに留まるのも危険な気がする、、、
「あー!!僕すっごく大事な野暮用思い出したのでさいなら!」
「なんですかその口の聞き方は!!ちょっと待ちなさい!」
俺は慌てて部屋を飛び出して近くの部屋へ飛び込んだ。
「なんだよ、あのガミガミババアは?新手のいじめか?僕に対する嫌がらせ!?いやーでもさ僕恨まれるような事しな、、、」
いや、いっぱいあるなぁあれかな?ほら空き缶拾って近くの不良に投げつけてなにも知らない一般人に罪をなすりつけた事?いやいや、もしかしてタンスの裏に長年しまっておいたあの一点のテストがバレた、、、?バレてたら人生詰みなんだけど。終わったわ⭐️
「そんな事よりもここ、、、どこだ?」
見たところ調理場みたいなとこか、、、
「いやここがどことかじゃない!!僕は誰なんだよ!」
「ここは白雪姫の世界、童話の中さ」
いきなり真っ白な服を着て頭にリングがついたやつが現れた。ほー最近のコスプレ用品はよくできてるな
「てかあんた誰?コスプレイヤー?」
「失敬な!あんなものと一緒にするな!ボクはちゃんとした天使だっ」
「あんなものって、全国のコスプレイヤーに謝れ」

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