誰にも言うなよ ~結婚式の後始末~
「最近は、コロッケとハンバーグも作れるようになったんだ」

「……いつの間に調理機能までついたんですか」

 でも、別にどんなセリフで告白しても、ほたるさん喜ぶと思うけどなー、と若田は思っていたが、言わなかった。

 いろいろ悩むのも、あとで思い返せば幸せな時間なんじゃないかなと思ったからだ。

「まあ、それはさておき仕事してください」

 そこそこ有能な秘書、若田は、そう釘を刺し、スマホを置かせた。





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