君と青空
__________________
教室に着くと、ほぼ全員席について、ぺちゃくちゃ喋っている。
「あー!日奈さーん!!一緒のクラスハッピーなんやが!」
肌が浅黒い小柄で華奢な少女と喋っていた、同じクラスだった山本恋未(やまもとれみ)さんが私に話しかける。
「やっほー!嬉しいね、!その子誰?」
「私の大大大親友で南里小の上水流梨愛菜(かみずるりあな)!」
「か、み、ず、る?すごい苗字やね、鹿児島の子?」
「大当たり!!」
なんて喋りつつ自分の席に座る。
私の席の近くは宮原小の子が全然いなくて、緊張してまた顔が引き攣っていると、
「あのー、、英語塾の、日、奈、?」
恐る恐る緊張した顔で裕樹さんが聞いてくる。
「あっ、はい、!日奈の方です、」
「めっちゃ似ててわからなかったんですけど、当たってよかったです、!」
「そうですか、笑」
なんて情けない会話をしている私たち。
でも裕樹さんの顔は少し笑顔が見えた。