君と青空




__________________




教室に着くと、ほぼ全員席について、ぺちゃくちゃ喋っている。


「あー!日奈さーん!!一緒のクラスハッピーなんやが!」


肌が浅黒い小柄で華奢な少女と喋っていた、同じクラスだった山本恋未(やまもとれみ)さんが私に話しかける。


「やっほー!嬉しいね、!その子誰?」

「私の大大大親友で南里小の上水流梨愛菜(かみずるりあな)!」

「か、み、ず、る?すごい苗字やね、鹿児島の子?」

「大当たり!!」


なんて喋りつつ自分の席に座る。


私の席の近くは宮原小の子が全然いなくて、緊張してまた顔が引き攣っていると、



「あのー、、英語塾の、日、奈、?」


恐る恐る緊張した顔で裕樹さんが聞いてくる。


「あっ、はい、!日奈の方です、」

「めっちゃ似ててわからなかったんですけど、当たってよかったです、!」

「そうですか、笑」


なんて情けない会話をしている私たち。

でも裕樹さんの顔は少し笑顔が見えた。


< 6 / 43 >

この作品をシェア

pagetop