嘘つきPrince
第3話
「で、き、た!!ちょっとこれやばいわよ男前中の男前よ、、!ほらほら見てみて!」
全身鏡を覗く。
「えー?!!わ、わ、わたし、、イケメン、、!!」
「ほらぁ!!ちょっとどうしましょこれやだなんか照れちゃう、、」
「いや照れないで。」
鏡に映るイケメン。
髪の毛がロングなのにロン毛のイケメンに見える。
メイクしてないからさらにイケメン。
自分の男顔嫌いだったけど、こんなにイケメンになれるならこれはこれで良かったかも。
「本当似合ってるわ!!本当はウィッグ買ったんだけど今日届かなくて、、でもあんたロン毛のイケメンに見えるわよほんとに。すっごいロン毛のイケメン。」
「あのそんなにロン毛のイケメン強調しないで?嘘でも女の子に見えるって言って?悲しいから。」
「ああ!!!ちょっとやだもう8時よ!早く行かないと遅刻!!」
「うっそ?!待って待って髪の毛結ぶから!」
学校までの道を走る私。
「はぁ、はぁ、もう、、初日から遅刻は絶対嫌ーー!!!」
「ねえ、今通った人かっこよくない?」
「え、わかる!!やばかった。」
「はあはあ、、ゴクッ」
校門前で固唾を飲む。
「白凰学園、、いざ出陣!!」
「えーっと、、1年2組、、ここか」
「失礼しま〜す」
ざわついている教室。
「おっ!白鹿君!ようこそ!」
「えっ、」
白い髪の教師。
「僕はこのクラスの担任の囃子明。こんな見た目だけど純日本人なんだよね、、笑よろしくね!」
「は、はい、、」
クラス全員の視線が私に集まる。
「はい!みんなもう見てると思うけど、注目!今日から編入してきた白鹿、、ごめん下の名前なんだっけ?」
「あ、七海で、!あっ、!」
「ん?七海君?おっけーごめんね把握出来てなくて!」
「はい、仕切り直してこちら白鹿七海君だ!みんな仲良くするように!」
「あーっ、、」
やばい七海って言っちゃった、、
「やべぇあいつイケメンじゃね?」
「ロン毛やばくね?芸能人か?」
「背高ぇし足長くね?だるいわ」
「じゃ、白鹿はそこの後ろの席なー!」
「はい、、」
窓際の席に座る。
隣の席の人は綺麗な茶髪の男子。
「よ、よろしくね!」
「、、、」
〜昼休み〜
「おい!ロン毛!今日俺らと昼飯食おーぜ!」
「わ、じゃない俺の事、?」
「ロン毛お前しかいねぇだろーが!笑俺一堂葵!こいつは要!こっち来いよ!」
「あ、うん、ありがとう!」
優しい人だなぁ。
「お邪魔しまーす」
「早速だけどお前彼女はいる?それ次第では対応が変わるぞ」
「おい要やめとけよ!みんなお前みたいにモテない訳じゃないんだから僻むな!」
「うるせぇ馬鹿!俺は高嶺の花なんだよ!」
高嶺の花、、?
「あ、いや居ないよ。て言うか出来たことない。あんまりいい印象なくて。」
「なーんだ結局お前もこっち側か!!よしよし!今日からお前は大親友だ!よろしくな!」
「いや、あんまりいい印象ないって言ってるだろ。こんなかっこいいから苦労してきたんだろ」
「あはは笑、所で葵と要はどうなんだ?」
「聞くな。察せ。」
「俺この間別れたばっかりなんだよなー」
「葵は相当やばいぜ?月1で取っかえ引っ変えしてっからな。近寄らない方がいい。そのうち男も食うぞ」
「は、はぁ?!いや、そんなチャラいみたいな、、俺は告白されたら断れないたちなんだよ、、」
「はい?告られる自慢ですか?ダメだこいつ」
断れないか〜ちょっと分かるな〜
「葵はモテるんだな!確かにかっこいいもんな!肩とかガッチリしてて筋肉ありそう!」
「おうよ!ムキムキだぜ〜俺は!白鹿はスラッとしてるよな!」
「まあね、、笑」
「憎たらしい、、なんでそんなに脚長いんだ、、」
「脚の長さは自慢なんだ!成長期超絶痛かったけど、、」
「くそぉ!ちょっとは俺にも分けろぉ!あっ!」
要が立ち上がる時につまづく。
「おっと。大丈夫か?」
私が後ろから支えてお姫様抱っこのような状態になった。
「あ、ありがとう、、」
「いいえ。意外と軽いんだな。」
「な、なんだよ、、そんな見つめんなよ、、」
うわ、赤くなった笑
「要照れてる?結構可愛いところあるんだな」
「う、うるせー!!!」
「おいおいお前禁断の恋しちゃったか?!まさかあんなに彼女欲しがってた要がなぁ〜!」
あっ、普通男同士は可愛いとか言わないのか。つい言っちゃった、、
「違ぇよ!!!こいつが女みてぇな顔してるからだ!!」
「俺は女好き俺は女好き俺は女好き、、」
