甘い独占欲と溺愛で、もう絶対離さない。
「印……って?」
「キスマーク」
「はあ……っ!?」
えっと、それはつまり……。
もう今日は髪結べないじゃんー!!
えっ、一応明日学校あるんだよ?
バレないよね……?
首にばんそうこう貼ってあったら、それこそ怪しまれるし、そのままで行ったらもっと大変。
ちょっと、どうしてくれるの……!?
「そんな怒んないで。
唇にキス……はさすがにダメだよな」
「だ、ダメに決まってるでしょう……!?」
「だから、そんなにムキになんなって」
えっ、なに、風邪引いてるから!?
今ちょっと、いやだいぶ、理性欠けてるよね?
だから?だからこんなに甘いの!?
「んー……、じゃあこれは?」
「えっ、なに、ち、千紘くん、ダメ……!!」
「ダメじゃないでしょ」
千紘くんは試すように、私の服の下に手を入れてきて。
「ひゃう…っ!ひゃ、……ぁ」
熱いその手が、私の背中に直接触れる。
……っ、こんなの、知らない。
知らない感覚に、体が過剰に反応してしまう。