甘い独占欲と溺愛で、もう絶対離さない。


「印……って?」

「キスマーク」

「はあ……っ!?」


えっと、それはつまり……。
もう今日は髪結べないじゃんー!!

えっ、一応明日学校あるんだよ?
バレないよね……?

首にばんそうこう貼ってあったら、それこそ怪しまれるし、そのままで行ったらもっと大変。

ちょっと、どうしてくれるの……!?


「そんな怒んないで。
唇にキス……はさすがにダメだよな」

「だ、ダメに決まってるでしょう……!?」

「だから、そんなにムキになんなって」


えっ、なに、風邪引いてるから!?
今ちょっと、いやだいぶ、理性欠けてるよね?

だから?だからこんなに甘いの!?


「んー……、じゃあこれは?」

「えっ、なに、ち、千紘くん、ダメ……!!」

「ダメじゃないでしょ」


千紘くんは試すように、私の服の下に手を入れてきて。


「ひゃう…っ!ひゃ、……ぁ」


熱いその手が、私の背中に直接触れる。

……っ、こんなの、知らない。
知らない感覚に、体が過剰に反応してしまう。


< 128 / 213 >

この作品をシェア

pagetop