甘い独占欲と溺愛で、もう絶対離さない。
「さすがに一番最初にあった出来事だし。
覚えてないとかバカにしてるでしょ」
「……はあっ!?」
ちょー失礼で身勝手……!!
意地悪すぎ……!
意地悪っていうか、完全に私のことバカにしてるよね。
……え、出会ってまだ初日だよ?
なのにこんな扱い受けてるって、私結構かわいそうじゃない?
さっききゅんってしたの、返してほしいんだけど。
「えっと、もっと爽やかな雰囲気だった気がするんですけど……」
「ああ、それは俺が学校では猫かぶってるからだね」
「じゃあ、今のが本性ってこと……?」
「よく分かったね、そういうこと」
やっぱりバカにされてる気がする……。
じとっとした目で彼を見つめると、彼は不思議そうに首をかしげた。
……うっ、あざと……。
「えっ、怒らないの?」
「怒るって……なんで?」
「いや……、なんでもない」
怒る……?
今怒らなきゃいけないところあったっけ……。
んー、まあいっか…?