甘い独占欲と溺愛で、もう絶対離さない。


「思考がショートしかけた」

「……?」

「……やば」


やばいって、なにが?

ダメだ、ますます意味が分からない。
いっそのこと、こんなことしないほうがよかった……?

だけど、千紘くんの瞳をちゃんと見て分かった。

やばいって、そういう意味?
この瞳、前にも見たことある。オオカミみたいな、やつ。


「……どこでそんなかわいいの覚えてきたの」

「えっ、ど、どこって」

「ま、予定変更。
ゆあが悪いんだから大人しくしててね」


身の危険を察知して、腰に回していいた腕を思わず離した。

でもすぐに、千紘くんに腕をぎゅっとつかまれて。
かと思えば、ベッドに強制連行される。


「ちょ、な、なにするのっ」

「なにって、ゆあなら分かってるんじゃないの?」

「……っ!あ、朝から変なことしないでよっ」

「朝も悪くないんじゃない?」

「……ばかっ、変態っ」


や、やっぱり危険だ……。


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