甘い独占欲と溺愛で、もう絶対離さない。
「……は?」
自分の言葉を理解したのは、それから三秒くらいたった後。
ん?私、今「かっこいい」って言ったよね?
その瞬間、顔が熱くなるのが分かって。
「ご、ごめん……!つい心の声が……」
「……はあ」
や、やばい、呆れられた。
私から目をそらした千紘くんは、次の瞬間にはオオカミに変わっていた。
ちょ、ちょっとこれは、少々まずい気が……。
だ、大丈夫、だよね?
「なんなの、さっきから」
「へっ」
「じっと見てきたりさ、変なこと言ってみたりさ」
「……えっと、そういうつもりでは」
「自分のかわいさ自覚してる?」
千紘くんは、私の両手をぎゅっとつかむ。
「こんなゆるいパジャマまで着ちゃってさ。
目のやりどころに困るんだけど」
「それは、私もで……」
「そんなことばっか言ってると、こういう男もいるんだよって話だから」
思わず首をかしげる。