甘い独占欲と溺愛で、もう絶対離さない。


「ちょっ、と、止まって……っ」

「……むり」


まぶた、耳、頬、首筋と、千紘くんの唇が流れていく。

その甘さに、ぜんぶが絆されそうになる。


「ひゃっ……」


それから、首筋から鎖骨をすっとなぞられて。

それがくすぐったくて、変な声がでてしまう。

軽く、そこにもキスが落とされた。


……甘い。
それなのに、なぜかいやだとは思わなかった。

その熱に、甘さに、すべてを預けてしまっている。


「っ、その声、かわいい」

「へ、変なこと言わないで……っ!」

「本当のことだし」

「……っ」


心臓がありえないくらい、音を立てている。

これが意味していることには、まだ気づかないでおこう。


「……こうやって触れさせるのも、俺以外はダメだよ」


その言葉に、もううなずくことしかできない。

それくらい、甘い。
でも、このままでいいと思ってしまっている。


そして、千紘くんはもう一度頬にキスを落とした。


「……あま」


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