百花繚乱
いつもの帰り道、私は紳太郎さんに話をしてみた。

「ねえ、紳太郎さんは、お家の方に私の事をお話なさるの?」

「僕?ああ…兄貴にはたまに話してるな。」

紳太郎さんは、ポリポリと頬をかいていました。


「私もね、姉に紳太郎さんの話をするの。」

「へえ…それは嬉しいな。」

「それでね…今度、紳太郎さんを家に連れて来たらって言うんだけど……いいかしら。」

私はちらっと、紳太郎さんの顔を覗いた。

「いいよ。僕も若葉さんの家族に会ってみたいな。」


そんなふうに言ってくれる事が、私はとても嬉しくて、そんなふうに言ってくれる紳太郎さんと出会えたことに、本当に感謝していました



次の日、早速紳太郎さんは、私の家まで一緒に来てくれました。

「お母さん。」

自分の母親を呼んで、紳太郎さんの前に連れてきました。

「初めまして。」

紳太郎さんが頭を下げると、母親はとても興奮していました。

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