さっちゃんの足跡
36. いよいよ4年生だあ。
さっちゃんも10歳になりました。 もう4年生です。
この頃から土曜日はノーカバンデーなんて言われるようになりまして代わりにクラブ活動が追加されました。
何しろまだまだ昭和の50年代ですからね。 悪しからず。
ノーカバンデーって何をするんでしょうか?
1時間目はやりたいことを選んで参加する時間。 読書とかレコード鑑賞とか社会見学とか、、、。
面白そうだからさっちゃんは社会見学を選んでみました。 「何をするんだろう?」
担当は出歩くのが好きな豊島先生です。 「さあ行くぞ。」
全盲の子と弱視の子がペアを組みまして先生に付いて歩いて行きます。
今はまだまだ4月。 風はやっと暖かくなってきた感じ。
通学路を通って学校の裏へ回ります。 そして山のほうへ歩いて行くと、、、。
「くっさ、、、、。 何だこれ?」 男の子たちが騒ぎ始めました。
「騒がんでもいいやんか。」 「でもこれは臭い。」
「嫌か?」 「やだやだ。 こんな臭い。」
「そうか。 じゃあ明日からウィンナーもハムも食うな。 いいか。」 豊島先生は男の子たちに言います。
「この近くには養豚場が有るんだよ。 臭くても我慢しろ。」 「そんなこと言ったって、、、。」
正直な話、盲学校の周りは全部が田んぼ。 農薬を撒けばその臭いが学校の中まで漂ってきます。
北のほうには少々の規模を持つ養豚場が有りまして香ばしい臭いが毎日漂ってきます。
おまけに田んぼに農薬を撒いた後、田んぼを追われた虫たちが学校に集まってきます。
本当に田舎の学校って感じ。 寄宿舎でも窓を開ければ虫たちが喜んで飛び込んでくるから大変。
2時間目はクラブ活動です。 いやいや何をしようかな?
バレーボール、卓球、調理、、、、。
悩んだ末にさっちゃんはバレーボールを選びました。
全盲の子も居るので床を転がして行います。 ボールには鈴が入ってます。
転がしてみると鈴の音が聞こえるので全盲の子でも追い掛けられるんです。
『我が子よ 6』でも主人公 五月がボールを打っているシーンが出てきますよね?
(面白そうだなあ。)と思ってさっちゃんも体育館に来ました。 そしてやってみるんですけど、、、。
ボールはなかなか捕まってくれません。 足に当たったなと思ったらもう飛んで行っちゃいます。
疲れるだけ疲れてさっちゃんは教室に戻ってきました。 もうやりたくない。
3時間で土曜日は終わり。 部屋に帰ってきたさっちゃんはそのまま寝てしまいました。
この頃から土曜日はノーカバンデーなんて言われるようになりまして代わりにクラブ活動が追加されました。
何しろまだまだ昭和の50年代ですからね。 悪しからず。
ノーカバンデーって何をするんでしょうか?
1時間目はやりたいことを選んで参加する時間。 読書とかレコード鑑賞とか社会見学とか、、、。
面白そうだからさっちゃんは社会見学を選んでみました。 「何をするんだろう?」
担当は出歩くのが好きな豊島先生です。 「さあ行くぞ。」
全盲の子と弱視の子がペアを組みまして先生に付いて歩いて行きます。
今はまだまだ4月。 風はやっと暖かくなってきた感じ。
通学路を通って学校の裏へ回ります。 そして山のほうへ歩いて行くと、、、。
「くっさ、、、、。 何だこれ?」 男の子たちが騒ぎ始めました。
「騒がんでもいいやんか。」 「でもこれは臭い。」
「嫌か?」 「やだやだ。 こんな臭い。」
「そうか。 じゃあ明日からウィンナーもハムも食うな。 いいか。」 豊島先生は男の子たちに言います。
「この近くには養豚場が有るんだよ。 臭くても我慢しろ。」 「そんなこと言ったって、、、。」
正直な話、盲学校の周りは全部が田んぼ。 農薬を撒けばその臭いが学校の中まで漂ってきます。
北のほうには少々の規模を持つ養豚場が有りまして香ばしい臭いが毎日漂ってきます。
おまけに田んぼに農薬を撒いた後、田んぼを追われた虫たちが学校に集まってきます。
本当に田舎の学校って感じ。 寄宿舎でも窓を開ければ虫たちが喜んで飛び込んでくるから大変。
2時間目はクラブ活動です。 いやいや何をしようかな?
バレーボール、卓球、調理、、、、。
悩んだ末にさっちゃんはバレーボールを選びました。
全盲の子も居るので床を転がして行います。 ボールには鈴が入ってます。
転がしてみると鈴の音が聞こえるので全盲の子でも追い掛けられるんです。
『我が子よ 6』でも主人公 五月がボールを打っているシーンが出てきますよね?
(面白そうだなあ。)と思ってさっちゃんも体育館に来ました。 そしてやってみるんですけど、、、。
ボールはなかなか捕まってくれません。 足に当たったなと思ったらもう飛んで行っちゃいます。
疲れるだけ疲れてさっちゃんは教室に戻ってきました。 もうやりたくない。
3時間で土曜日は終わり。 部屋に帰ってきたさっちゃんはそのまま寝てしまいました。

