本好き地味令嬢は、自由を満喫していますので。~今さら助けてくれと言われても、二度と家には戻りません!~
(なるほどなるほど。医学の知識も必要なのね……)
傷を回復させるにしても、魔術で再構成するにしても、医学的な知識があった方が、魔術をより効率よく使えるそうだ。
(……となると、次は医学書!)
こうして知識を増やしていくのはとても楽しい。
「……あれ、これは……」
医学書を探そうと思っていたはずが、別の本にリティスの興味が向いた。昔、宮中で食べられていた菓子に関する書物のようだ。
(……へえ、昔は魔術を使ってお菓子を作ることもあったのね)
いくつかの材料と魔力を合わせた『雪の花』という菓子は、口の中に入れると甘くてふわりと解けていくらしい。アイスクリームとは違い、冷たくはないという。
(どんなお菓子なのかしら、どんな風に作るのかしら)
書物に書かれている記述だけを頼りに、頭の中で懸命に味を想像してみる。
残念ながらレシピ本ではないので、書物には作り方までは掲載されていなかった。
――と、ここで最初の目的を思い出す。
医学書だ。医学書を読んで、人体についても詳しくなっておかねば。お菓子については、次の機会だ。
傷を回復させるにしても、魔術で再構成するにしても、医学的な知識があった方が、魔術をより効率よく使えるそうだ。
(……となると、次は医学書!)
こうして知識を増やしていくのはとても楽しい。
「……あれ、これは……」
医学書を探そうと思っていたはずが、別の本にリティスの興味が向いた。昔、宮中で食べられていた菓子に関する書物のようだ。
(……へえ、昔は魔術を使ってお菓子を作ることもあったのね)
いくつかの材料と魔力を合わせた『雪の花』という菓子は、口の中に入れると甘くてふわりと解けていくらしい。アイスクリームとは違い、冷たくはないという。
(どんなお菓子なのかしら、どんな風に作るのかしら)
書物に書かれている記述だけを頼りに、頭の中で懸命に味を想像してみる。
残念ながらレシピ本ではないので、書物には作り方までは掲載されていなかった。
――と、ここで最初の目的を思い出す。
医学書だ。医学書を読んで、人体についても詳しくなっておかねば。お菓子については、次の機会だ。