本好き地味令嬢は、自由を満喫していますので。~今さら助けてくれと言われても、二度と家には戻りません!~
リティスは生涯ここで働くつもりでいる。
結婚については、今のところするつもりはない。
アザレウスとの仲が噂になったところで、社交の場には出ることはないから、ひそひそ囁かれていたとしても問題はない。
でも、アザレウスからしたらリティスとなんか噂になったら迷惑に感じるだろう。
よくよく考えたら、問題が発生する可能性について思い至った。
「いいえ! 問題ありますね! 伯爵家の方から何か言ってくるかも! まだ、正式に除籍したわけじゃないですしね! わかりました。今から手続き――」
「リティス嬢! いきなりそこまでしなくていい」
伯爵家には二度と戻らないつもりで家を出てきたが、正式な手続きはまだしていない。
手続きをするとなったら、あの家の人達が何やら騒ぎ立てるかもしれないし、と放置してきた。
だが、リティスとアザレウスが親しくしていると知ったら、あの家の人々はこの関係を利用しようとしてくるかも。
そう思ったら、さっさと正式に籍を抜いた方がいいような気もしてきた。
「……お兄様、情けない」
結婚については、今のところするつもりはない。
アザレウスとの仲が噂になったところで、社交の場には出ることはないから、ひそひそ囁かれていたとしても問題はない。
でも、アザレウスからしたらリティスとなんか噂になったら迷惑に感じるだろう。
よくよく考えたら、問題が発生する可能性について思い至った。
「いいえ! 問題ありますね! 伯爵家の方から何か言ってくるかも! まだ、正式に除籍したわけじゃないですしね! わかりました。今から手続き――」
「リティス嬢! いきなりそこまでしなくていい」
伯爵家には二度と戻らないつもりで家を出てきたが、正式な手続きはまだしていない。
手続きをするとなったら、あの家の人達が何やら騒ぎ立てるかもしれないし、と放置してきた。
だが、リティスとアザレウスが親しくしていると知ったら、あの家の人々はこの関係を利用しようとしてくるかも。
そう思ったら、さっさと正式に籍を抜いた方がいいような気もしてきた。
「……お兄様、情けない」