本好き地味令嬢は、自由を満喫していますので。~今さら助けてくれと言われても、二度と家には戻りません!~
と、アザレウスはその場で新たな術を作り始める。
彼の美しい魔術を見ながら、リティスは心底感動した。
魔術の腕ならば、彼が一番に違いない。
「この部屋に収められていた本は、優先順位をつけて、必要なものから解読作業にあたる。場合によっては、今やっている作業を中断してもらうことになると思う」
「承知しました」
王宮図書館に収められている本は莫大な数がある。必要に応じて、仕事内容が変化していくのも当然のことだった。
こうして、新しく見つかった資料の解読もリティスに任されることになった。
子供達もしばらく忙しいそうなので――子供同士の付き合いというのもある――ちょうどよかった。
(次に、お目にかかれるのが楽しみよね)
発見された魔術書の中には、危ない魔術だけではなく、シャボン玉をたくさん作るような子供を喜ばせる魔術が記されたものもあった。人形に一時の命を与えるのは、ゴーレムを作る魔術の応用だろうか。
いずれにしても、リティスにとって仕事があるのはいいことだ。他の職員達と手分けして資料の解読を進めていたら、ぱっと机にパパベルが下りてきた。
彼の美しい魔術を見ながら、リティスは心底感動した。
魔術の腕ならば、彼が一番に違いない。
「この部屋に収められていた本は、優先順位をつけて、必要なものから解読作業にあたる。場合によっては、今やっている作業を中断してもらうことになると思う」
「承知しました」
王宮図書館に収められている本は莫大な数がある。必要に応じて、仕事内容が変化していくのも当然のことだった。
こうして、新しく見つかった資料の解読もリティスに任されることになった。
子供達もしばらく忙しいそうなので――子供同士の付き合いというのもある――ちょうどよかった。
(次に、お目にかかれるのが楽しみよね)
発見された魔術書の中には、危ない魔術だけではなく、シャボン玉をたくさん作るような子供を喜ばせる魔術が記されたものもあった。人形に一時の命を与えるのは、ゴーレムを作る魔術の応用だろうか。
いずれにしても、リティスにとって仕事があるのはいいことだ。他の職員達と手分けして資料の解読を進めていたら、ぱっと机にパパベルが下りてきた。