本好き地味令嬢は、自由を満喫していますので。~今さら助けてくれと言われても、二度と家には戻りません!~
夜中にこっそり、ここから魔術書を盗んでいったのだとすれば、相手の腕はたいしたものだと言わざるを得ない。
リティスの肩に乗ったパパベルは、小さく身体を震わせた。
「何かわかった?」
『わっかんねぇな! ただ、オレより上位のやつだぜ。だって、悪魔が来たと言うことはわかるが、それ以上のことはまったくわからんもんな。かなり強いやつ』
「……そう」
リティスは、手の中に魔術陣を描き出した。この場でどんな魔術が使われたのか、調べるためのもの。
この場に残されている魔術の痕跡を調べてみると、たしかに悪魔のものだ。
だが、この悪魔がなんのために魔術書を盗んでいったのかさっぱりわからない。
「そうだ。盗まれた書物の題名を教えてください」
「グレン・ダイヤードによる『契約の基礎』だ。精霊との契約を成功させやすくするための方法について描かれている」
「ありがとうございます」
侯爵に盗まれた魔術書の題名を確認する。召喚に関する魔術のようだ。
(……今までに盗まれた本も、召喚に関係するものが多かった気がするのよね……)
リティスの肩に乗ったパパベルは、小さく身体を震わせた。
「何かわかった?」
『わっかんねぇな! ただ、オレより上位のやつだぜ。だって、悪魔が来たと言うことはわかるが、それ以上のことはまったくわからんもんな。かなり強いやつ』
「……そう」
リティスは、手の中に魔術陣を描き出した。この場でどんな魔術が使われたのか、調べるためのもの。
この場に残されている魔術の痕跡を調べてみると、たしかに悪魔のものだ。
だが、この悪魔がなんのために魔術書を盗んでいったのかさっぱりわからない。
「そうだ。盗まれた書物の題名を教えてください」
「グレン・ダイヤードによる『契約の基礎』だ。精霊との契約を成功させやすくするための方法について描かれている」
「ありがとうございます」
侯爵に盗まれた魔術書の題名を確認する。召喚に関する魔術のようだ。
(……今までに盗まれた本も、召喚に関係するものが多かった気がするのよね……)