本好き地味令嬢は、自由を満喫していますので。~今さら助けてくれと言われても、二度と家には戻りません!~
リティスが肩をすくめたら、彼はそれ以上の追及はやめてくれた。
「……それで、殿下のご用件は?」
「ああ、王宮に新しい結界を張ろうと思っているんだ。その結界は対悪魔に特化したもの――悪魔を呼び出す術を探している者がいるとわかったのなら、放置しておくわけにはいかないだろう」
「そうですね」
「それで、パパベルの力を借りたい。悪魔の魔力で結界が破壊されては困る」
なるほど、とリティスはうなずいた。
パパベルは貧弱な能力しか持たないが、結界に対する悪魔の魔力がどうなのか、調べるぐらいはできるだろう。
新しい結界は、王家の人々が暮らしている私的な空間から順に張っていき、最終的には王宮の敷地全体をその範囲に入れたいそうだ。
結界を張るのには膨大な魔力が必要となるため、さすがの王宮魔術師達でも一度に敷地全体に張るのは難しく、緊急度の高いところから順に手を打つそうだ。
「……準備はいいか?」
「はっ!」
強大な結界を張るには、複数の魔術師達が協力しなければならない。アザレウスの指揮のもと、作業が始まる。
「……それで、殿下のご用件は?」
「ああ、王宮に新しい結界を張ろうと思っているんだ。その結界は対悪魔に特化したもの――悪魔を呼び出す術を探している者がいるとわかったのなら、放置しておくわけにはいかないだろう」
「そうですね」
「それで、パパベルの力を借りたい。悪魔の魔力で結界が破壊されては困る」
なるほど、とリティスはうなずいた。
パパベルは貧弱な能力しか持たないが、結界に対する悪魔の魔力がどうなのか、調べるぐらいはできるだろう。
新しい結界は、王家の人々が暮らしている私的な空間から順に張っていき、最終的には王宮の敷地全体をその範囲に入れたいそうだ。
結界を張るのには膨大な魔力が必要となるため、さすがの王宮魔術師達でも一度に敷地全体に張るのは難しく、緊急度の高いところから順に手を打つそうだ。
「……準備はいいか?」
「はっ!」
強大な結界を張るには、複数の魔術師達が協力しなければならない。アザレウスの指揮のもと、作業が始まる。