本好き地味令嬢は、自由を満喫していますので。~今さら助けてくれと言われても、二度と家には戻りません!~
またもや叫んでしまい、ふたり揃って笑い声を上げる。包みこまれた手が持ち上げられ、そっと指先に口づけられる。
それだけでリティスはまたもや顔を真っ赤にしてしまい――ある意味前途、多難なのだと思わざるを得なかった。
翌朝。
「まあ、ふたりとも仲良しだわ! 仲良しさんだわ!」
と、大きな声で起こされた。
「わわ、王女殿下! 失礼いたしました。アザレウス様、起きてください大変ですっ!」
昨夜は、あれからもいろいろと話をした。話をしているうちに、いつの間にか眠ってしまったようだ。
ソファの座り心地が非常によかったのも眠気に拍車をかけていたのだろう。気がついたら、ふたり互いに寄りかかるようにして眠りに落ちていたようだ。
「まあまあまあ、アザレウス様? リティス嬢、お兄様と一晩仲良しさんだったのね?」
「殿下! 違うんです! 仲良しさんではないのです!」
セリカの言葉に悪意なんてまったくないのはわかっている。彼女も意味がわかって言っているわけではないだろう。
だが、今の発言はある意味一夜を共にしたようにも響いてしまうわけで。
それだけでリティスはまたもや顔を真っ赤にしてしまい――ある意味前途、多難なのだと思わざるを得なかった。
翌朝。
「まあ、ふたりとも仲良しだわ! 仲良しさんだわ!」
と、大きな声で起こされた。
「わわ、王女殿下! 失礼いたしました。アザレウス様、起きてください大変ですっ!」
昨夜は、あれからもいろいろと話をした。話をしているうちに、いつの間にか眠ってしまったようだ。
ソファの座り心地が非常によかったのも眠気に拍車をかけていたのだろう。気がついたら、ふたり互いに寄りかかるようにして眠りに落ちていたようだ。
「まあまあまあ、アザレウス様? リティス嬢、お兄様と一晩仲良しさんだったのね?」
「殿下! 違うんです! 仲良しさんではないのです!」
セリカの言葉に悪意なんてまったくないのはわかっている。彼女も意味がわかって言っているわけではないだろう。
だが、今の発言はある意味一夜を共にしたようにも響いてしまうわけで。