本好き地味令嬢は、自由を満喫していますので。~今さら助けてくれと言われても、二度と家には戻りません!~
ソファの上ではあったが、それなりに熟睡できたようで身体の疲れはほとんどない。昨夜アザレウスに提供した魔力もほぼ回復している。
「イレクス、セリカ。できるだけ、この建物から外に出るな。我慢できなくなったら、侍女と護衛に付き添ってもらって、庭までならいい」
「はぁい」
「わかったよ、叔父様。頑張ってね」
子供達の言葉に頷いた時だった。
「ふたりともここにいたのね! 勝手に出歩いてはいけませんと言ったでしょう。ああ、リティス嬢。アザレウスをよろしくお願いするわね」
風のように入ってきた王妃が、風のようにふたりの子供を小脇に抱えて出ていく。
セリカはグネグネしていたけれど、イレクスは諦めた様子でおとなしく抱えられていた。
(というか、王妃陛下力持ち……!)
一見たおやかに見えるのに、子供二人を軽々と抱えて退場していくのはすごい。
運ばれてきた朝食は、とても美味しかった。こんな時でなければ時間をかけて堪能しただろうに。
「パパベル、王太子殿下と王女殿下の側にいてくれる? 何かあったら呼びに来てちょうだい」
『わかった。何かあったら大変だもんな』
「イレクス、セリカ。できるだけ、この建物から外に出るな。我慢できなくなったら、侍女と護衛に付き添ってもらって、庭までならいい」
「はぁい」
「わかったよ、叔父様。頑張ってね」
子供達の言葉に頷いた時だった。
「ふたりともここにいたのね! 勝手に出歩いてはいけませんと言ったでしょう。ああ、リティス嬢。アザレウスをよろしくお願いするわね」
風のように入ってきた王妃が、風のようにふたりの子供を小脇に抱えて出ていく。
セリカはグネグネしていたけれど、イレクスは諦めた様子でおとなしく抱えられていた。
(というか、王妃陛下力持ち……!)
一見たおやかに見えるのに、子供二人を軽々と抱えて退場していくのはすごい。
運ばれてきた朝食は、とても美味しかった。こんな時でなければ時間をかけて堪能しただろうに。
「パパベル、王太子殿下と王女殿下の側にいてくれる? 何かあったら呼びに来てちょうだい」
『わかった。何かあったら大変だもんな』