本好き地味令嬢は、自由を満喫していますので。~今さら助けてくれと言われても、二度と家には戻りません!~
偽物とわかっていても、ぼろぼろになっているパパベルに思わず同情してしまった。嘆くリティスにパパベルは冷静に突っ込む。
「リティス、子供達を避難させてくれ」
「わかりました。ふたりとも走りますよ!」
子供達がここにいては、アザレウスも思う存分戦えないのだろう。今度は、リティスがセリカを抱え上げ、イレクスの手を引いて走る。
背後から再び爆発音がしたが、そちらには目を向けないようにした。そして、建物の扉を開き、中に飛び込む。
「……リティス嬢!」
「感謝する!」
爆発に気がついたらしい国王夫妻が、ちょうど玄関ホールに出てきたところだった。爆発音に気づき、子供達を探しに行こうとしていたのかもしれない。
「殿下、お父様とお母様と一緒にいてください。パパベル、あなたも、殿下達と一緒にいるのよ」
「お前は、どうするんだよ?」
「殿下の魔力が足りなくなるかもしれないでしょ。それに、私も役に立てるかもしれないし」
戦うための術を充分身に付けているとは言い難いが、防御壁を張るぐらいならばできる。
「リティス、子供達を避難させてくれ」
「わかりました。ふたりとも走りますよ!」
子供達がここにいては、アザレウスも思う存分戦えないのだろう。今度は、リティスがセリカを抱え上げ、イレクスの手を引いて走る。
背後から再び爆発音がしたが、そちらには目を向けないようにした。そして、建物の扉を開き、中に飛び込む。
「……リティス嬢!」
「感謝する!」
爆発に気がついたらしい国王夫妻が、ちょうど玄関ホールに出てきたところだった。爆発音に気づき、子供達を探しに行こうとしていたのかもしれない。
「殿下、お父様とお母様と一緒にいてください。パパベル、あなたも、殿下達と一緒にいるのよ」
「お前は、どうするんだよ?」
「殿下の魔力が足りなくなるかもしれないでしょ。それに、私も役に立てるかもしれないし」
戦うための術を充分身に付けているとは言い難いが、防御壁を張るぐらいならばできる。