本好き地味令嬢は、自由を満喫していますので。~今さら助けてくれと言われても、二度と家には戻りません!~
この屋敷を出て、まだ半年とたっていない。それでも、リティスの運命は大きく変わった。
今、この家を見てもなんとも思わない。やはり、情が薄すぎる気がしてならない。
玄関の扉をリティスが開くと、慌てた様子で父が玄関ホールまで駆け下りてくるところだった。
「リティス、殿下。緊急のご用件と伺いましたが」
リティスはちらりとアザレウスに目をやる。口を開いたのは、アザレウスだった。
「……オセルティス伯爵。王家に対する反逆罪でお前を逮捕する」
「――は?」
いきなりのアザレウスの言葉に、父は目を丸くした。それから、リティスの方にものすごい勢いで顔を向ける。
「おい、リティス! これはどういうことだ、話を――」
「王弟殿下! 私に御用ですか?」
と、ものすごい勢いで階段を駆け下りてきたのはフィノラである。
勝手に話に乱入した無礼を咎める間もなく、フィノラはその場で王族への礼を取った。
「この屋敷に、殿下をお迎えできて光栄ですわ!」
「お、おい、フィノラ。まだ、お前を呼んではいないだろう」
今、この家を見てもなんとも思わない。やはり、情が薄すぎる気がしてならない。
玄関の扉をリティスが開くと、慌てた様子で父が玄関ホールまで駆け下りてくるところだった。
「リティス、殿下。緊急のご用件と伺いましたが」
リティスはちらりとアザレウスに目をやる。口を開いたのは、アザレウスだった。
「……オセルティス伯爵。王家に対する反逆罪でお前を逮捕する」
「――は?」
いきなりのアザレウスの言葉に、父は目を丸くした。それから、リティスの方にものすごい勢いで顔を向ける。
「おい、リティス! これはどういうことだ、話を――」
「王弟殿下! 私に御用ですか?」
と、ものすごい勢いで階段を駆け下りてきたのはフィノラである。
勝手に話に乱入した無礼を咎める間もなく、フィノラはその場で王族への礼を取った。
「この屋敷に、殿下をお迎えできて光栄ですわ!」
「お、おい、フィノラ。まだ、お前を呼んではいないだろう」