本好き地味令嬢は、自由を満喫していますので。~今さら助けてくれと言われても、二度と家には戻りません!~
エデルを招き入れたタイミングで、こっそり鍵がかけられていたようだ。
「……何が目的だった?」
「言う必要は――」
宰相は、リティスの方に向き直った。そして、手を伸ばしてくる。
リティスが身をかわそうとしたところで、宰相は勢いよく吹っ飛んだ。
「……残念だったな。俺は、魔術だけじゃなくて、体術の方もそこそこやるんだ。俺の好きな人に手を出させるはずないだろう」
立ち上がろうとする宰相を、アザレウスは手際よく押さえつけたけれど、その横でリティスは赤面してしまった。
好きな人って、何も今言わなくても!
「すべて話してもらうぞ」
憎々しげな目をこちらに向けている宰相にそう宣言すると、アザレウスは宰相を連行するように命じた。
「……リティス。ごめん、本当にごめん。俺には、君しかいない」
残されたエデルが、リティスに手を伸ばす。ここが、どこなのかも忘れてしまったのだろうか。
国王が、彼に冷たい目を向けているのにもまったく気づいていないらしい。
「どうか、俺と」
「お断りします!」
「……何が目的だった?」
「言う必要は――」
宰相は、リティスの方に向き直った。そして、手を伸ばしてくる。
リティスが身をかわそうとしたところで、宰相は勢いよく吹っ飛んだ。
「……残念だったな。俺は、魔術だけじゃなくて、体術の方もそこそこやるんだ。俺の好きな人に手を出させるはずないだろう」
立ち上がろうとする宰相を、アザレウスは手際よく押さえつけたけれど、その横でリティスは赤面してしまった。
好きな人って、何も今言わなくても!
「すべて話してもらうぞ」
憎々しげな目をこちらに向けている宰相にそう宣言すると、アザレウスは宰相を連行するように命じた。
「……リティス。ごめん、本当にごめん。俺には、君しかいない」
残されたエデルが、リティスに手を伸ばす。ここが、どこなのかも忘れてしまったのだろうか。
国王が、彼に冷たい目を向けているのにもまったく気づいていないらしい。
「どうか、俺と」
「お断りします!」