本好き地味令嬢は、自由を満喫していますので。~今さら助けてくれと言われても、二度と家には戻りません!~
魔術で喜んでくれたら、リティスも嬉しい。けれど、楽しい時はそう長くは続かない。領地に行くまでは、馬車を乗り換えねばならないのだ。
「皆さんが、楽しんでくれてよかった。私は、次の街で降りますね」
「えー、もう降りちゃうの?」
「うん。また会える時までに新しい魔術を用意しておくね」
馬車の乗客達に手を振って、馬車を降りる。ここから、ラングレーという街まで移動し、そこから領都まで馬車に乗る。
「魔物が出るらしいからね、気を付けて。街道からは外れないように」
「はい、ありがとうございます」
このあたりは、魔物が出没する地域なのだそうだ。
街道から離れなければおおむね問題はないと聞く。魔物から逃げるぐらいならばどうにでもできるから、御者にはお礼を言うにとどめておく。
乗合馬車に乗ろうと思ったけれど、ラングレーまでは歩いても二時間程度。普通の貴族令嬢ならば馬車を使うだろうが、リティスにとっては余裕で歩ける範囲だ。
トランクは重いように見えるが、見た目よりはずっと軽い。なにしろ、トランク本体の重さしかないのだから。
「皆さんが、楽しんでくれてよかった。私は、次の街で降りますね」
「えー、もう降りちゃうの?」
「うん。また会える時までに新しい魔術を用意しておくね」
馬車の乗客達に手を振って、馬車を降りる。ここから、ラングレーという街まで移動し、そこから領都まで馬車に乗る。
「魔物が出るらしいからね、気を付けて。街道からは外れないように」
「はい、ありがとうございます」
このあたりは、魔物が出没する地域なのだそうだ。
街道から離れなければおおむね問題はないと聞く。魔物から逃げるぐらいならばどうにでもできるから、御者にはお礼を言うにとどめておく。
乗合馬車に乗ろうと思ったけれど、ラングレーまでは歩いても二時間程度。普通の貴族令嬢ならば馬車を使うだろうが、リティスにとっては余裕で歩ける範囲だ。
トランクは重いように見えるが、見た目よりはずっと軽い。なにしろ、トランク本体の重さしかないのだから。