本好き地味令嬢は、自由を満喫していますので。~今さら助けてくれと言われても、二度と家には戻りません!~
「はい、殿下。こちらは、『アズーヤの伝説について』と書かれています」
最初に目を惹かれたのは、アズーヤという大昔にいた神についての伝説を取りまとめたもののようだ。アザレウスに許可を取ってから、その本を取り出す。
「アズーヤの伝説についてまとめるのと同時に、アズーヤの遺したとされる魔術についても書かれているようですね。アズーヤについて知れば、魔術の効果も高くなると考えていたのではないでしょうか」
リティスの言葉に、アザレウスは目を丸くした。
「この短時間で、そこまで読めるのか?」
「……独学なので、どこまで正確かはわかりませんが……」
「もし、独学で誤った知識を身に着けていたのだとしたら、そもそも君の魔術は発動しないはずだ。魔術陣に書かれる言葉は、その時代のものなのだから」
「そうでしたね。はい、こちらはアズーヤの魔術について書かれた本です」
「助かる。内容がわかれば、解読もできるだろう」
アザレウスは、書棚の間を縫うようにしてリティスを案内し始めた。
白一色でまとめられた室内は、まるで夢のような世界だ。
最初に目を惹かれたのは、アズーヤという大昔にいた神についての伝説を取りまとめたもののようだ。アザレウスに許可を取ってから、その本を取り出す。
「アズーヤの伝説についてまとめるのと同時に、アズーヤの遺したとされる魔術についても書かれているようですね。アズーヤについて知れば、魔術の効果も高くなると考えていたのではないでしょうか」
リティスの言葉に、アザレウスは目を丸くした。
「この短時間で、そこまで読めるのか?」
「……独学なので、どこまで正確かはわかりませんが……」
「もし、独学で誤った知識を身に着けていたのだとしたら、そもそも君の魔術は発動しないはずだ。魔術陣に書かれる言葉は、その時代のものなのだから」
「そうでしたね。はい、こちらはアズーヤの魔術について書かれた本です」
「助かる。内容がわかれば、解読もできるだろう」
アザレウスは、書棚の間を縫うようにしてリティスを案内し始めた。
白一色でまとめられた室内は、まるで夢のような世界だ。