年下上司に懐かれましたがその人には好きな人がいて…そんなあなたの気持ちが知りたいです。
病院に着くと初診の為かなり待たされた。
手術は1週間後に決まり3日前から入院とスケジュールが決まり病院からも説明を受ける。
病院内にコーヒーショップがあり、そこで軽く軽食を食べた。
「明日から梶原さんが出勤ですよね」
「でも梶原さんは運転は出来ないし、俺に付くと他の人の現場に行けないよ」
「あっ、そっか」
「とりあえず会社に行ってパソコンを開きたい」
「そうですね、副社長の現場以外の仕事は私でもわかりかねますからね」
皇平はムスッとしていた。
「どうしました?」
「仕事中じゃないのにまた副社長って言うし……」
「あっ、仕事の事を話してたからつい……っていうかそんなことで拗ねないでください!」
「うっ……」
「まずは1度会社に行きましょう」
「うん、ヨイショっと」
皇平の車に乗り千羽弥の運転でビルの1階の駐車場に停めた。
「運転上手いな」
「まあ、劇団の荷物運ぶ時は私が運転でしたから」
「でも4年前だろ?」
「ドライブも好きなんですよ、レンタカーで横浜とかも行きます」
「それは彼氏とかと?」
「1人ですよ、中華街を食べ歩きしたりしますね、楽しいですよ、若い頃出来なかったので今は楽しんでます」
「へぇ、俺も足治ったら中華街に行ってみたい」
「半年後ですね(笑)」
「このやろ(笑)」