喜びをあなたと一緒に
「着いたよ。」

駅に戻って、キャリーケースを取り出してからホテルに向かったから、30分程かかってしまったが、聡真さんとの時間が楽しかったからか、あっという間だった。

「ありがとうございました。あの、お礼をさせてください。」
「お礼なんていらないよ。あ、でもそうだなあ…。俺のカフェにコーヒーを飲みに来てくれたら嬉しいな。」
そう言って、彼はホテルから少し離れたところにあるお店らしき一軒家を指さした。

ドアの横に椅子が置いてあるのが見える。
「分かりました。行きますね。」

そう約束して、私たちは別れた。
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