小鳥の爪―転生寵姫は2番目の恋に落ちる―
第25話 ついばみたい喉
第25話 ついばみたい喉(1/5)
ゼフォンが去った瞬間、シャオレイは弾かれたように寝台から飛び起きた。熱を追い払うように、水を大量に飲む。
焦るミアルが、ロウ侍医に尋ねる。
「催淫薬の解毒薬は?」
「今は持ち合わせが……。飲んだ量からすると、半日足らずで収まると思いますが……」
「そんなに……!?」
シャオレイは絶望した。
「私が宮廷に解毒薬を取りに往復している間に、薬の効き目は切れるでしょう」
ロウ侍医の言葉に、ミアルが眉をひそめる。
「じゃあ、妃様を宮廷にお戻しに――」
「体調の悪い者を下手に動かしたら、陛下がお止めになるかと……」
つまり、シャオレイはここでひたすら耐えるしかないのだ。
水をいくら飲んでも、シャオレイの火照りは引かない。それどころか、ますます燃え上がっている。
シャオレイはふらつきながら立った。
「川に行く……」
ミアルとロウ侍医が止める間もなく、そのまま部屋を飛び出した。
ゼフォンが去った瞬間、シャオレイは弾かれたように寝台から飛び起きた。熱を追い払うように、水を大量に飲む。
焦るミアルが、ロウ侍医に尋ねる。
「催淫薬の解毒薬は?」
「今は持ち合わせが……。飲んだ量からすると、半日足らずで収まると思いますが……」
「そんなに……!?」
シャオレイは絶望した。
「私が宮廷に解毒薬を取りに往復している間に、薬の効き目は切れるでしょう」
ロウ侍医の言葉に、ミアルが眉をひそめる。
「じゃあ、妃様を宮廷にお戻しに――」
「体調の悪い者を下手に動かしたら、陛下がお止めになるかと……」
つまり、シャオレイはここでひたすら耐えるしかないのだ。
水をいくら飲んでも、シャオレイの火照りは引かない。それどころか、ますます燃え上がっている。
シャオレイはふらつきながら立った。
「川に行く……」
ミアルとロウ侍医が止める間もなく、そのまま部屋を飛び出した。