小鳥の爪―転生寵姫は2番目の恋に落ちる―
第67話 冷たい檻
第67話 冷たい檻(1/5)
◆
翌朝、瑶吟宮《ようぎんきゅう》に、チャオ内侍と宦官たちがやってきた。シャオレイを、冷宮へ連行するためだ。
シャオレイ自身でも驚くほど、彼女は冷静だった。
(意外と早かったわね)
シャオレイは”カナリア”の封号は剥奪されたものの、”ヤン妃”として留め置かれた。
シャオレイは硬い表情のまま、尋ねた。
「――ビン・ユエンは、どうなったの?」
チャオ内侍は淡々と告げた。
「ビン・ユエンは本日午後、杖刑100打に処されます」
それを聞いた瞬間――シャオレイの全身から血の気が引いた。シャオレイの脚から力が抜け、床に崩れ落ちた。
杖刑を100打も受けるなど、死刑を宣告されたようなものだからだ。
だが、シャオレイは容赦されなかった。両脇を宦官たちに抱えられ、引きずるように連れて行かれた。
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翌朝、瑶吟宮《ようぎんきゅう》に、チャオ内侍と宦官たちがやってきた。シャオレイを、冷宮へ連行するためだ。
シャオレイ自身でも驚くほど、彼女は冷静だった。
(意外と早かったわね)
シャオレイは”カナリア”の封号は剥奪されたものの、”ヤン妃”として留め置かれた。
シャオレイは硬い表情のまま、尋ねた。
「――ビン・ユエンは、どうなったの?」
チャオ内侍は淡々と告げた。
「ビン・ユエンは本日午後、杖刑100打に処されます」
それを聞いた瞬間――シャオレイの全身から血の気が引いた。シャオレイの脚から力が抜け、床に崩れ落ちた。
杖刑を100打も受けるなど、死刑を宣告されたようなものだからだ。
だが、シャオレイは容赦されなかった。両脇を宦官たちに抱えられ、引きずるように連れて行かれた。